JICA海外協力隊の世界日記

マンゴーの樹の下で

★マナウス出張★

10月7、8日に2度目のマナウス出張に行きました。

今回は、前回訪問した西部アマゾン日伯協会日本語学校と、

江間成昭青年ボランティアが派遣されている

ジョゼフィーナ・デ・メロにお邪魔しました。

西部アマゾンは、生徒数が600名、教師数が30名を超える、

とても大きな学校。

母体が日伯協会で先生も日系人が多いですが、

生徒さんは過半数がブラジル人です。

ジョゼフィーナ・デ・メロは、

日本人が創立された現地の小・中学校で、

今年で25周年を迎えるそうです。

廊下を歩いていると、

たくさんの子どもたちが寄ってきて日本語で話しかけてくれます。

両校とも、授業見学をしてアドバイスをすることと、

「楽しく話す練習」「楽しく文字を学ぶ練習」をトピックに

勉強会をすることが目的でした。

西部アマゾンでは、年少者対象と成人対象のクラスがあるため、

両方に合う練習方法を紹介しました。

先生が一方的に話すのではなく、生徒に問いかけながら

授業をするやり方を体験していただけるよう、

私も、受講者である先生方とやり取りをしながら進めました。

反応の良い先生が多く、活発な勉強会になりました。

ジョゼフィーナ・デ・メロでは、

学校が目標にしている「会話ができる」ことを達成させるには、

何が必要なのか、に議題が集中しました。

「楽しく話す練習」の紹介では、

「楽しい」だけではなく「話す」ことを大切にしていただくよう

お話しました。

併せて、会話テストの導入も提案しました。

今後、授業の幅が広がって行くことを期待します。

マナウスは、今回訪問した以外にも、

日本語学科がある国立大学、

日本語での教科授業があるバイリンガル校、

日本人学校、

などがあり、日本語教育が様々な形で実践されています。

ブラジル社会に「日本」が広がっていく可能性を感じる、

マナウスはそんな所です。

SHARE

最新記事一覧

JICA海外協力隊サイト関連コンテンツ

  • 協力隊が挑む世界の課題

    隊員の現地での活動をご紹介します

  • JICA 海外協力隊の人とシゴト

    現地の活動・帰国後のキャリアをご紹介します

  • 世界へはばたけ!マンガで知る青年海外協力隊

    マンガで隊員の活動をご紹介します

TOPへ