JICA海外協力隊の世界日記

素敵なアルゼンチン

アルゼンチンでシーサー作り

「うちの学校は、沖縄県系の子供たちが多いから、何か沖縄文化のクラスができませんか」と、ブエノスアイレス州南部にあるフロレンシオ・バレーラ日本語学校の先生から声をかけていただき、アルゼンチンでシーサー作りの活動が実現しました。シーサーとは、沖縄では、守り神のような存在で、家の門や屋根などによくいます。オスは、大きく口を開いていて幸せを招き入れます。そして、メスは、口を閉じて、幸せや幸運をしっかりと掴みます。

手順は、①紙ねんどに、好きな色の絵具を混ぜ合わせて、色ねんどを用意する。②身体、目、口などのパーツを作り、形作っていく。③乾かせて、完成。といった感じです。材料と時間があれば、誰でもできます。今回は、ベースになる身体の色は、生徒それぞれ好きな色を混ぜ合わせましたが、細かいパーツ(目、鼻、口、たてがみ等)となる色ねんどは、事前に5~6色用意して持っていきました。

沖縄県市町村の研修に参加して、シーサー作りを学んだアルゼンチンのウチナーンチュの仲間(沖留会)にも、形作りなどの技術的な面に協力してもらい、さらに充実した活動となりました。子供たちも、終始楽しそうな様子で、それぞれ思い思いのオリジナルシーサーを仕上げました。カラフルな色で、可愛いシーサーたちができました。今後も、沖留会のメンバーたちは、他の日本語学校などで、シーサー作りの活動をしていく予定です。大人も子供も一緒に取り組めるので、私自身にとっても、楽しい思い出の活動となりました。

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