JICA海外協力隊の世界日記

Crush on Ghana!!~ガーナでリハビリ~

色鮮やかなガーナの衣装

メマモアチ(チュイ語で皆さんこんにちは)‼‼ 西アフリカ、ガーナで理学療法士として活動しています柴田沙希と申します。

今回はど派手で彩り豊かなガーナのローカルファッションについて紹介させて頂きます‼‼

西アフリカの人々がどんな格好をしているのか皆さん想像がつきますか?日本人が着ているようないわゆる洋服は着るの?私の友達にはアフリカの人って裸なんじゃないの?と言われたこともあります。笑

形や柄は様々な種類がありますが基本的にガーナの伝統衣装はオーダーメイドです。お店に生地を持って行き、採寸をしてもらい1、2週間ほどで仕上げてフィッティングに行くという形です。そしてほとんどの布は色とりどりのユニークな柄が特徴です。中には扇風機の柄、パソコン柄、ほうき柄など斬新なものも多くあります!

【カバー、スリット】

トップスとロングスカートの上下セットで上がカバー、下がスリットと呼ばれます。女性が正装として結婚式やお葬式等の行事に参加するときや教会へお祈りに行く際に着ます。決まりがあるわけではありませんが成人以上のある程度年齢を重ねた女性が着るのが一般的です。

【ドレス】

形は日本で言うところのワンピースでガーナの個性的な柄で作られています。カバー、スリットに比べると少しカジュアルになります。年齢も30代くらいまでの若い女性が着るのが一般的です。

【スモック】

ガーナ北部発祥の伝統織物の生地を使って作られた衣装で、縞模様になっているのが特徴です。女性用もありワンピースのようでとてもかわいいです。

【男性正装】

お葬式等の重要な行事で男性が着る(というか巻く)衣装。大きな一枚の布を巻いているだけのシンプルなものでお葬式では赤と黒のコンビネーション。結婚式では白と黒のコンビネーションをまとうのが一般的です。

【囚人服】

私の住む地域はガーナ最大級の刑務所があることでも有名で囚人服を見る機会があります。囚人服は安価で作るために小麦粉を入れる白い布袋を再利用して作られます。白地のTシャツに黒の星の印が押され、青いスカートというのが”囚人”の象徴なのです。

ある日白いTシャツに青のスカートを履いて職場に行くとスタッフ皆に笑われ、恥ずかしい思いをしました。この組み合わせが気にいっているのだけど着てはダメか?と聞くと「(囚人を象徴するので)ガーナ社会が許さない」と言われてしまいました。笑

様々なパターンの衣装をお見せできないのが残念ですが、日本でもアフリカンファブリックを服の一部や小物として取り入れた商品が増えています。持っているだけで元気になれるアフリカンファブリックを是非あなたの生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?

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