JICA海外協力隊の世界日記

Crush on Ghana!!~ガーナでリハビリ~

ギブミー ウォーター!! ~ガーナの切実な水問題~

メマモアハ!(チュイ語でみなさんこんにちは)

ガーナ理学療法士として活動しております柴田と申します。

年末年始のシーズンがやってきました。日本と同じようにここガーナでもクリスマスに集まってパーティをしたり年始に遠く離れた親戚が集まったりします。
ただ日本との決定的な違いがあります‼‼


それは乾季による水問題‼‼‼

家に水ある?」 「ない」 「うちも。どうしよっかー汲みに行く?」

昨年のこの時期は特に水不足が深刻で同僚との話題ではもっぱら水問題!!!

ガーナで1,2,月はハマターンと呼ばれる砂嵐(乾季)のシーズンで、サハラ砂漠から舞う砂埃で視界は霞み、とても乾燥します。私の住む地域では、特に水の問題が深刻で私自身も貴重な体験をさせてもらっています。

普段は家の水道から2週間に1程度水が出るのでそれをタンクに溜めておいて使っています。しかし昨年の乾季には水が枯れ水道から3か月以上水が出ませんでした。私の近所は普段水道から流れる水に頼っているので近くに井戸が少なく、井戸に人が殺到して井戸も枯れてしまいます。本当に水が必要な時は近くの水を持っているお家にお金を払って水を頭に乗せて自分で運びます。その地域一帯でいよいよ水がないというときは集団でお金を払って水のタンクローリーを呼び、自分の家に水を溜めます。

写真は水の順番待ちの長蛇の列です。

私の住む地域の人は雨が降りだすと仕事中であろうが何であろうが飛んで喜びます。笑

水がない生活をするようになって気が付いたことがあります。水が自由に使えないとどんどん不衛生になっていきます。私は日本の病院で働いていたのでアフリカの人より清潔意識があると思っていました。

しかし水がないとトイレを流せない手や食器をまめに洗えない掃除が出来ないのです。私はそれなりのお家に住まわせてもらっていますが、どんどん不衛生になっていくのを感じます。

そんな生活をしているうちにご飯の前に手を洗わないのが普通になっていきます。水が勿体ないと感じるからです。私自身良くないと思いながらこの環境に慣れてしまっている自分がいることに気が付きます。先進国から来た私ですらこの状況ですからこの土地に生まれた人はどうしても清潔意識が薄くなります。インフラ整備の重要性を肌で感じるとともに安全な水が皆に行き渡る事を強く願っています。

今年も本格的な乾季が近づいて来たので備えを万全に望みたいと思います。

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