JICA海外協力隊の世界日記

添野良一のウルグアイ滞在日記

ウルグアイの秋の始まり

日本ではこの季節は桜の花が満開でしょう。春の訪れを野路のあちこちにも見つけられる頃だと思います。同じ4月でも、ここウルグアイでは、秋の始まりです。

これは、当たり前のことなのでしょうが、 地球上のどの位置にあるかということで、季節、時間も日当たりの向き、風向きも異なります。

この位置、場所が違うということで、ふと相対性理論を思い出してしまいました。「場所によって時間は違う。」と。

遠い昔にアインシュタインの理論を学んだ時に教えてもらいました。今も良く理解はできていないのですが、数式で証明されたことを覚えています。

またこの理論では、「光速に限りなく近い速度で移動した人は、時間が限りなくゆっくり進む。」という事から、「猿の惑星」という映画が作られたことも思い出します。宇宙探検旅から地球に戻った飛行士は、猿が人間よりも、更に進化していたというようなお話でした。

しかし、最近は私達、人は、簡単に時間空間を超えているように思える時があります。飛行機を使えば、長距離の恋人達も、軽々と時空を飛び越えているように思えますし、ネットでは尚一層に時差も空間もなくなっているような感覚になります。

私がいま日本と離れた所にいるから、余計にそう思うのかもしれません。

でも、私は、未だに、時間空間を良く理解できていないかもしれません。

しかし日本は今から春で、ここウルグアイは秋に向かっていきます。

北風は温かく、南風は冷たい。

ここでは北風と太陽の童話は、成り立たないし、違ってきますね。

そんなことを思いながらのいつもの散歩道で見つけた木を、

今日はお見せいたしましょう。

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