JICA海外協力隊の世界日記

添野良一のウルグアイ滞在日記

ウルグアイの駐車事情

 今日は、モンテビデオ市内の駐車状況について書きます。

 このモンテビデオ市に赴任して、私が驚いたことのひとつに、路上駐車の多さがありました。また市民の縦列駐車する時の運転のうまさです。上の写真のように、縦列駐車で道路両側は、塞がれます。
 ウルグアイは、人口は少ないとは言え、首都モンテビデオに、国民の約3分の1、130万人が集中しています。市内は中層ビルが並び、都会に見えます。道路は比較的整備されていて、格子状風に走っています。ほとんどの道路の幅は、2車線が十分に取れる広さがあります。馬車が走っていた時代から、自動車の時代になり、道路の利用状況が変わってきたのでしょうか。自動車を駐車する場所を確保するためでしょうか、大通りを除き、ほとんどの道路が(たとえ二車線のスペースがあっても)一方通行になっています。
 自由に市民は、道路脇に縦列駐車をしているように思えますが、何となく管理しているような感じの人が、どこからともなく現れて、小銭を徴収している場面も見かけます。また市民は上手に縦列駐車をやってのけます!。前車と例え、30㌢の幅でも見事に出入りしていきます。つい私は見とれてしまいます。

 一応、駐車禁止帯はあるようです。建物の地下駐車場入口だったり、建物の出入り口や、道路角には、路側に赤線や赤白線や黄色のラインが引かれています。しかし駐車している車の陰から、少しの隙間を狙って、市民や散歩している飼い犬などが、道路を渡ってきますから、車のスピードも街中ではゆっくりとしています。信号は少なく、皆注意しながら走っているのでしょう。時々、荷車を引いた馬車も車と同じように走っています。馬の蹄の音は良く響き、私には心地よい音です。

SHARE

最新記事一覧

JICA海外協力隊サイト関連コンテンツ

  • 協力隊が挑む世界の課題

    隊員の現地での活動をご紹介します

  • JICA 海外協力隊の人とシゴト

    現地の活動・帰国後のキャリアをご紹介します

  • 世界へはばたけ!マンガで知る青年海外協力隊

    マンガで隊員の活動をご紹介します

TOPへ