ラオスで協力隊暮らし(鈴木隊員は帰国しました)

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鈴木 春花
埼玉県

タイプ/職種
青年海外協力隊
公衆衛生
派遣国
アジア
ラオス ルアンパバ―ン県ルアンパバーン郡
一言メッセージ
<東南アジア最後の秘境>と称されるラオス。雄大な自然に囲まれながら、シャイでおちゃめで優しくてちょっとだけ頑固なラオス人たちと一緒に、より良い健康教育と環境教育について考えています。

 

2年間を振り返って―その1

2019.05.29

人 活動 生活

サバイディ(こんにちは)!

ラオスで生活を始めて1年11ヶ月

世界日記の執筆を始めて11ヶ月

本当に、本当に、いろんなことがありました。今だからこそ、わかること。今だからこそ、思うこと。帰国までの投稿では、活動を振り返る記事を数回書いてみたいと思います。

任地・ルアンパバーンに来て、まずぶち当たった壁。

それは語学です。

二本松訓練所でも、首都での語学訓練でも、一生懸命がんばってきたはずなのに。こんなにも伝わらない...話しかけてくれているのに全然わからない...

同じラオス語ですが、ルアンパバーンで話されている北部方言は独特の声調なのです。聞いただけではさっぱりわからず、書いてもらってやっと理解できる。そんなことを何回も繰り返してきました。


「ハルカは全然わかっていないね~」

「ラオス語わからないんだね~」

ラオス人同士笑いながら私のことを言ってる...そのラオス語はわかるんだなあ...笑


そして一番慣れなかったのが、ラオス人の「ハッ?」


本人たちはいたって普通に、日本人が「えっ?」「どういうこと?」と聞き返すように、「ハッ?」(眉間に少しだけしわを寄せながら...)と言います。


分からなくて、もしくは聞こえなくて聞き返しているとわかってはいても、その「ハッ?」に『お前のラオス語まじでわからん』という意味が込められているような気がして、一人で勝手に落ち込んだことも何度もあります...


注:ラオス人は全くそんなことは思っていない。むしろ「日本人なのにラオス語が話せるなんてすごい!」と言ってくれることが多い。これは私が勝手に落ち込んでいたエピソードです。

言葉の壁に嫌になることがたっっっくさんありました。

でもいつの間にか半年が過ぎ、1年が過ぎ、もうすぐ2年が経ってしまいます。ラオス人同士の雑談もわかるようになり、冗談も言えるようになり。毎日同僚と話すのが楽しくなりました!!

ただ、言葉がわかるようになればなるほど新たな課題も出てきます。


言葉のニュアンスがわかるため、「何でそんな言い方するの?」「いまの言い方ひどくない?」と思うようになったり。話し合いで意見が言えるようなったため、私も同僚もお互い譲らず、何だが微妙な空気になってしまったり。

悩みは尽きない...

でもそれは私のラオス語がまだまだ未熟だから。もっともっとラオス語がわかるようになりたいなあ!と思います。

約2年過ごし、語学に満足するかと思いきや(というか、嫌気がさすと思いきや)、もっとラオス語を勉強したいと思うようになり、自分でも驚いています。

心の底から、ラオス語に出会えたことに感謝し、ラオスを離れてもラオス語を忘れたくないなあと思っています。

写真①:ゴールデンシャワーと呼ばれる花。4月中旬から見頃になります。ルアンパバーンは北部のためか5月上旬過ぎが満開で綺麗でした。

写真②:川の水量が少ない乾季にだけ架かる竹橋。今しか見られない。

写真③:私の送別会の様子。ラオスの伝統儀式・バーシーをしてくれました。バーシーは新年や冠婚葬祭、歓迎、送別などいろいろなタイミングで行われる、ラオス人にとって重要な儀式です。祈りを込めながら、同僚が腕にひもを巻いてくれます。「2年間ありがとう」「日本まで気をつけて帰ってね」そんな言葉に混ざり「はやく彼氏ができるといいね」...余計なお世話!笑