JICA海外協力隊の世界日記

Jamm Lekk 平和だけ。

ありがとう、を伝える

フランス語だったら

MerciBeaucoup (メルシーボク)

 

現地ウォロフ語だったら

Jerjef(ジュルジュフ)

 

最近、「ありがとう」を以前にまして使っているような気がします。

 

一緒に啓発してくれるマリックに

毎朝お掃除してくれるおばちゃんたちに

 

ゴミ拾いを手伝ってくれる警備員に

他の人に「ゴミ捨てたらダメだよ」って注意してくれる付き添いの人に

 

ありがとう、と伝えたい人がたくさん。

ありがたいなあと思うことがたくさん。

 

毎朝7時からのゴミ拾い・ゴミ捨て啓発を

はじめてはや2ヶ月。

気づいたら一緒にやってくれる人たちがいます。

  

当たり前なことなんかではなくて

この朝のゴミ拾いもゴミ捨て啓発も

わたしがゼロから始めたことで

 

今日

Merciって言える存在があること

Jerjefって言いたいことをしてくれること

 

有り難いこと、だなあと思います。

↑ 一緒にゴミ拾いしてくれてありがとう

 

継続はチカラなり。

気づこうとしなかったら

気付けないような小さな変化が起きています。

掃除チームのゴミの集め方がきれいになったこと。

ゴミ箱の数がふえたこと。

残飯処理の回収場所が設置されたこと。

病院内の落ちてるゴミがすこし減ったこと。

 

わたしが気づける範囲で

変化が起きてることぜーんぶにありがとうを伝えたい。

 

 

でも。

「ありがとう」の感謝だけじゃ、

お金はもらえないし生活することはできないんですよね。

この啓発を始めて

人はどうしたら行動を起こすのか、

その行動を続けるにはどうしたらいいのかと考えます。

 

がんばってる人には、

それなりの見返りが必要なんだと感じています。

しかもその行動が必要とされるものなら、さらに。

(これについては、また改めて。)

↑ 他の人にも言ってくれてありがとう!

 

いろいろ課題はありますが、

自分にチカラがないことを自覚した上で

できることを、できる範囲で

やりたいと思うことを、やりたいようにやるだけ。

 

ありがとう、の感謝とともに。

 

今日もソコンは平和です。

明日も平和でありますように。

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