2018/09/24 Mon
食
帰ったら恋しくなる、、
任期終了が迫る最近、
ソコンのみんなとのお別れと同じくらい
さみしいお別れが近づいています。
セネガルのソウルフード:チェブジェンです。笑
セネガルはご飯がおいしいと言われていますが
その代表料理がチェブジェン(チェブ:米、ジェン:魚)です。
まるごとの魚を油で揚げて、野菜・薬味などと一緒に煮込み、煮込み汁でご飯をたきます。
これがやみつきの味!
セネガル人のお家に食べに行くと3日に一回は出会うほど、
どの家庭でも定期的に作られています。
このチェブジェンが食べられなくなるのがさみしくて
最近は必死に料理を教わっています。
ソコンのキッチン事情はこのような感じ。
・キッチン小屋のようなところで料理をします。(換気扇のない狭い部屋で料理をするので、汗がダラダラ。)
・水道がないので、水を運んできて使い切った水はいちいち外に水を捨てに行きます。(水を節水しながら使うのがコツ!持ってくるのも捨てるのも大変だから)
・まな板がないので、玉ねぎでもなんでも片手で持ちながらみじん切りをします。(何回も手を切ったので、わたしは料理ができないキャラになりました)
・IHクッキングはないので、炭をパタパタあおいで火をつけます。(ガスを使うこともありますが、炭のほうが火力が強く好まれます)
各家庭によってキッチン事情は変わってきますが
だいたい似たような料理小屋です。
お昼を作り始めるのが12時前、できあがるのが14時、食べるのが14時30分くらいになります。
ひとつのお皿をみんなで囲んで食べます。
時間をかけてつくるわりには、食べるのはあっという間です。
家族では食べきらない量をつくって残し、タリべという子供達へ分け与えたり、家畜が食べます。
日本では残さず食べるのが礼儀ですが、
ここセネガルでは食べきってしまうとまだ足りないという意思表示に捉えられてご飯が追加されてしまいます。
汗だくになってつくって、汗だくになって食べるチェブジェン。
帰る前から恋しくなるとわかります。
残り任期にしっかりチェブジェンを
食べて(学んで)帰ろうと思います。
明日も美味しくチェブを食べられますように。
SHARE