JICA海外協力隊の世界日記

Jamm Lekk 平和だけ。

任地からみたセネガル

わたしの暮らしている任地ソコンは

首都ダカールから車で4時間、乗り継ぎして1時間ほどのところにあります。

端から端まで歩いても30分くらいの

小さくて平和で穏やかな街です。

内海があって新鮮な魚や牡蠣を市場で見かけます。

マングローブ林に沈む夕日も綺麗で

ソコンのおすすめポイントです。

どこの国もそうかと思いますが

首都と地方の

発展レベルや生活環境は大きく異なります。

ひとつの国の中なのに

時代が違っているのではないか、と

タイムスリップした感覚になったりするくらいです。

日本と

首都ダカールは

もちろんたくさんの違いがありましたが

首都ダカールと

任地ソコンも

同じくらいたくさんの違いがありました。

任地ソコンと

その周辺の村落にも

これまた大きな違いがありました。

日本では、

やはり東京が発展していますが

いくら田舎町だといっても

電気がなくて、水道がなくて

学校がなくて、病院がなくて

ボロボロの砂だらけの洋服を着た

子どもたちが

わんさかいる村はないと思います。

どこに住んでいても

それなりの生活環境が整えられています。

でも、セネガルは違います。

生まれた場所によって

安全な水が簡単に手に入るのか

病気になったらすぐ病院に行けるのか

学校で十分な教育を受けられるのか

決まってしまいます。

生まれた場所によって

その赤ちゃんの人生は

大きく違ってくると思います。

任地ソコンに来て

ダカールにいただけでは

見えてこないセネガルに気づきました。

イケてる首都ダカールも

セネガル。

わたしの暮らしてる任地ソコンも

セネガル。

電気なし井戸生活をする村落も

セネガル。

住んでいる家、

着ている服、

売っているもの、

食べているもの、

時間の流れ。

国によって、もちろん違うし

国の中でもこんなにも違うってこと、に驚きました。

「セネガルってこんな国」って

一概に言えないなと思います。

ここで暮らすからこそ

見えてくるセネガルを

またお伝えできたらなとおもいます。

ここで暮らして10ヶ月。

住めば都といいますが、

ほんとうにその通りで。

嫌なことも良いことも

任地ソコンで起こります。

自分が暮らしてる

ソコンを誇らしく思いますし

ソコンに帰ってきたら

帰ってきたなと思える場所になりつつあります。

今日もジャムレックでした。感謝。

明日も平和でありますように祈ります。

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