JICA海外協力隊の世界日記

Jamm Lekk 平和だけ。

お別れは悲しい?

残り任期が2ヶ月を切りました。

最近は会話のなかで「9月には日本に帰るんだよ」なんていうことも増えてきました。

「えーー!」「もっとセネガルにいなくちゃダメだ」

「また帰ってくるんだろ」なんていってくれて、

ああ、みんなともお別れなんだなあ、、、と感慨深くなるかと思いきや。

次につづく言葉は

「俺も日本につれて行ってくれ!」

「わたしの娘を日本に連れて帰るよね?」

「帰るならその自転車、ちょうだいね」

「じゃあわたしはそのカバンがほしい」

なんて続きます。笑

   

ウルウルするかと思いきや、思いっきりずっこけました。

そうくるか。さすが抜かりないセネガル人です。

セネガルでは、人前で泣くことはよくないことという認識があって

しんみりすることがあっても笑いにもっていこうとします。

ほとんど本心だと思いますが、これらの言葉の裏にはさみしいって気持ちがあるのかな、なんて。

イライラしながらもセネガル人の貪欲さはさすがだなと思うこの頃です。

 

残り2ヶ月となった今、

 

このゆったりした時間の流れが改めて好きだなと思います。

マンゴーの木の下でのお茶タイムも。

 

雨季で緑緑しくなった道端、もくもくな雲が広がる空がきれいだなとつくづく思います。

6時から鳴り響くお祈りの音、

目上の人との握手のときにしゃがむ挨拶、

馬車の荷台の揺れ、痛くなるお尻、だくだく流れる汗、おまつりで捌かれるヒツジ、家族で囲んで手づかみで食べるごはん。

 

今はこれが当たり前の生活だけど、

3ヶ月経った時、今までうんざりしてたようなソコンの暑さが恋しくなるんでしょうか。

 

 

 

セネガル人みたいに泣かずに笑ってお別れできるよう

日々を後悔のないように過ごしていきます^^*

 

今日もソコンは平和でした。

明日もいい日になりますように。

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