モロッコ便り★ハムドゥリッラー

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髙野 友花
(神奈川県)

ボランティア/職種
青年海外協力隊
助産師
派遣国
中東・欧州
モロッコ エルジャディーダ県エルジャディーダ市
一言メッセージ
モロッコで助産師として母子保健活動をしています!現地の文化を学びながら、自分にできることを少しずつ取り組んでいきます!

 

活動☆母親学級①

2017.06.05

活動

こんにちは(*^^*)モロッコでは、5/27よりラマダン(断食)が始まりました。日の出から日没まで約1か月間、飲食を絶ちます。私もチャレンジしています。写真はラマダン初日の日没後に食べた食事です。日没後の食事が待ち遠しい日々です!

ラマダンのことはもう少し経ってから、詳しく書こうと思います☆

さて、今回は私の活動の主体の母親学級についてご紹介します!

母親学級は、産前・産後の女性に対してグループで情報提供・健康教育を行い、行動変容を促すことを目的としています。妊産婦死亡率、新生児死亡率の低下が期待されています。日本では両親学級、出産準備クラス等と呼ばれるものです。少し専門的な言葉になってしまいましたが、お母さんやその家族に正しい知識をもってもらい、母子ともに元気に過ごしてもらうために行っています。

モロッコでは、2005年に一部の地域で母親学級の導入が試みられ、2009年にはモロッコ全土で母親学級を普及させることになりました。母親学級の普及と定着に向けて、専門家と協力隊の先輩方がモロッコで活動されていました。何代にもわたって協力隊員が派遣されている地域もありますが、私の県では、私が初めての保健隊員です。配属当初、残念ながら私の県では母親学級の実施状況はほとんど把握されておらず、私が調べてみると、行っている施設はごくわずかでした。

何代も協力隊員が派遣されている地域でも、定期的に開催ができていなかったり、中断されてしまったりしていると聞くため、母親学級を活動の主体とすることに迷いがありましたが、任地の現状・配属先と相談し、母親学級を行うことになりました。

2枚目の写真は、母親学級の教材です。シュバレという紙芝居のように表にイラスト、裏に説明が書いてある教材を主に使用しています。教材は、JICAとモロッコの保健省で共同で作成したものや、他の団体と保健省が共同で作成したものがあります。各任地で協力隊員がそれぞれ手作りで作成していた教材も多くありました。それらをモロッコの人口局、JICAの専門家とともにまとめ、作成したものがシュバレです。模型は、先輩隊員が引き継いでくださった作り方をもとに、隊員が手作りしています。

私の任地はシュバレが1冊もなかったのでまずは配るところから!

保健センターで母親学級について聞くと、知らない人もいれば、知っていても「私は研修を受けていないからできない」という答えが返ってくることが多かったです。先輩隊員から聞いていた通り、モロッコでは、何かを始めるには研修ありきであることを実感しました。そのため、まずは保健センターを対象に研修を行いました。

研修の様子はこんな感じです。保健センタースタッフは、フランス語を話せる人がほとんどですが、モロッコ方言アラビア語が母国語のため、職場の医師、助産師にプレゼンをお願いしました。私は母親学級の指導案を作る演習を行いましたが、少し難しかったようで、今後の方針を考え中です。今まで2回研修を行いましたが、質問なども多く、母親学級の大切さが分かった等の感想もあり、母親学級を始めるための準備としては良い機会になったかなと思います。

母親学級でどんなことをしているか等は、後日投稿させていただきます✿