心はいつも晴れ☀ in Uganda(髙玉隊員は帰国しました。)

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髙玉 ひろみ
(北海道)

ボランティア/職種
青年海外協力隊
体育
派遣国
アフリカ
ウガンダ ムバレ県ナブマリ
一言メッセージ
運動を通して伝えることとは?体育の可能性を信じ、アフリカの真珠・ウガンダで活動しています。

 

SPORTS GALA!

2017.11.16

活動

Mulenbe!(こんにちは)

今回は、ウガンダの教育・スポーツ省が主催した「SPORTS GALA(お祭り)」のイベントを紹介します。

今年で5回目を迎えたこのスポーツイベントには、ウガンダの名門大学であるマケレレ大学やチャンボゴ大学の他、カリキュラムの作成に携わっているNCDC (National Curriculum Development Centre)など、様々な団体が参加していました。
プログラムを見て驚いたことは、クロスカントリー、陸上競技、バレーボール・サッカー・ネットボールなどの球技、ボードゲーム、エアロビクス、綱引きなどの種目の他、小学校・中学校の模擬授業、研究協議などが、隙間なくびっしりと組まれていたことです。一日では到底終わらないような内容でした。案の定、予定時間が大幅に遅れ、プログラムを確認しても、どの内容を実施しているのかがわからないという状況になりましたが、「ウガンダではよくあること」と冷静に受け入れることができました。
新鮮だったことは、参加した団体ごとに試合を行う場面で、正式なルールが採用されていたことです。日常の体育指導の中で正式なルールに触れる段階まで達していない、ということを今さらながら痛感しました。

さて、今回のイベントで特に印象的だったことを2つ紹介させてください。

1つ目は、体育用具の展示です。(写真下)
チャンボゴ大学、マケレレ大学ともに大学生たちの考案・作製した体育用具が机の上いっぱいに広げられていました。服や風船を材料に作ったボール、竹を利用した縄跳び、バナナの皮を使ったマット、段ボールで作ったハードル。体育用具の不足は、どこの学校でも抱えている課題の一つで、体育実施の大きな障害となっています。しかし、これから教員を志す人もいるだろう大学生が、私たちと同じように「安価に手に入るもの」で試行錯誤しながら用具を作成し、体育を実施していました。また、球技だけではなく、陸上や器械運動なども実施しているという話も聞くことができ、体育が1つの教科として当たり前のように実施されているという事実に喜びを感じました。

2つ目は、中学校の模擬授業です。(写真上)
公の場でウガンダ人教員が体育の授業を行っているのを見たことがないため、どんな授業が行われるのかワクワクしながら待っていると、吹奏楽部の音楽とともに突然授業が始まりました。「吹奏楽の陽気な音楽に邪魔されて指示も聞こえない。かわいそう。」そんなことを思いながら見ていると、どうやら同じ学校の生徒たちが彼らのサポートとして演奏を続けていることがわかりました。大音量の演奏が続くなか、授業は進んでいきます。簡単な準備運動、フラフープを使った前転、コーンを飛び越えてからの前転(もちろんマットなどはなく芝生の上です)。間もなくすると、生徒たちが入り乱れて、前宙やハンドスプリング、ロンダートなどの他、組体操の技を次々と披露しています。「器械運動」というよりは「パフォーマンス」という印象を受けました。最終的には5段の大きなピラミッドを完成させ、手を振りながらグランドを去っていく先生と生徒たち。自分のイメージしていた模擬授業とは大きく異なっていたため、どのように捉えてよいのかわからないというのが素直な感想です。しかし、このイベントに模擬授業が組み込まれたのは今回が初めてということなので、「大きな第一歩」と言えるかもしれません。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
Wanyala naabi!(ありがとうございました)