JICA海外協力隊の世界日記

心はいつも晴れ☀ in Uganda

最近、学校では...①

Mulenbe!(こんにちは)

10月9日はウガンダの独立記念日でした。テレビでは記念イベントの様子が中継されていましたが、祝日ということで学校は静かでのんびりした時間が流れていました。

さて、10月に入り、私の配属先では2つの行事が行われました。今回はその様子を紹介します。

◆Hand over/Swearing in
「認証式」は、皆さんにとっても馴染みのあるものではないでしょうか。生徒会役員や学級役員が入れ替わる際に行われ、校長先生から認証状などを手渡されることもあると思います。
ウガンダにも同じような行事があり、「Hand over/Swearing in」と呼ばれています。以前、選挙について紹介したのを覚えていますか。その選挙で選ばれた新役員の生徒たちへ、いよいよ仕事が引き継がれました。

1.「Hand over/Swearing in」は教会で行われました。本校はキリスト協会が設立した学校のため校内に大きな教会があります。
2.新役員の生徒は、聖書を片手に一人ずつ宣誓を行います。生徒の多くはキリスト教徒です。キリスト教徒ではない生徒や集団で宣誓を行う場合には、手を上に挙げて宣誓していました(写真上)。
3.「Hand over(引継ぎ)」と呼ばれるように、式の中では実際にファイルが引き継がれました。仕事内容等が記載されたものだと思いますが、旧役員→校長先生またはゲスト→新役員と手渡されました。ちなみに、本校では役職についている生徒たちには、「Prefect」と胸にプリントされた水色のYシャツが配布されます。そのため、水色のYシャツの生徒(旧役員)から白いYシャツの生徒(新役員)へファイルが引き継がれました。

◆Confirmation and Holy Communion
国家試験を控えたS4とS6の生徒たちを激励するための行事だと思って参加した私でしたが、それだけではなかったようです。参加して初めて、「Confirmation(堅信礼)」「Holy Communion(聖餐式、聖体拝礼)」という内容であることを知りました。

この行事は、Bishop(司教)を招いて開かれました。Bishopはムバレ県に1人しかいない役職ということで、とても大切な儀式であったに違いありません。何より、4人のReverend(聖職者、牧師)が一堂に集まったところを私は初めて見ました。聖書の文面を読み上げたり、賛美歌を斉唱したり、サクラメントを行ったり。ゴメス(ウガンダの伝統衣装)に身を包んだ先生方、本校の生徒、近隣の小学校の受験生など、多くの人が一緒に祈りを捧げていました(写真下)。

キリスト教について知識不足のため詳しくお伝えできなくて心苦しいですが、「すべて聖書に書いてあるから読んでみてね」とReverendが教えてくれたので、興味がある方は調べてみて下さい。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
Wanyala naabi!(ありがとうございました)

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