JICA海外協力隊の世界日記

心はいつも晴れ☀ in Uganda

我が家を紹介します!

Mulenbe!(こんにちは)

私の任地ナブマリでは、最近停電が続いています。停電は珍しいことではありませんが、先日は3日間電気が戻ってきませんでした。数日続くと、さすがに不便に感じます。赴任前にJICAから配布された文書に「電気不安定」と記載されていましたが、電気不安定とはこういう生活なのかと実感しているところです。

さて、皆さんは協力隊員がどのような家に住んでいるかご存知ですか。

今回は私の住んでいる家を紹介します。

私はナブマリハイスクールの敷地内にある教員住宅(2世帯続きの長屋)に住んでいます。

2LDKの広さがあるので、一人で住むには十分な広さです。

でも、日本の住宅とは大きく違うところがいくつかあります。

1.我が家には冷蔵庫がありません。電子レンジや炊飯器、洗濯機などの電化製品も、もちろんありません。

2.トイレは屋外。穴が開いているだけの所謂「ぼっとんトイレ」です。そして共有。

3.水道設備がありません。屋外に蛇口があるのでそこから水を汲んで使っていますが、毎日水が出るわけではありません。そのため、水が出るときに「ジェリカン」と呼ばれるポリタンクに水を保管しています。もちろん、シャワーなどの設備もありません。水を貯めて水浴び(ウガンダでは「ベイジング」と呼びます)をします。

4.天井がありません。「天井がない」というと雨風にさらされているのかと勘違いする方もいますが、それは違います。体育館を想像してもらえばわかり易いと思いますが、そのままトタン屋根が見える構造です。日中は暑く、雨が降ったら雨音しか聞こえなくなります。

5.床はコンクリートむき出しです。

「青年海外協力隊員の生活とはこういうものなのか」と当初は思っていましたが、派遣国や任地によって状況は様々です。ウガンダ隊の中にも、水洗トイレとシャワーが完備されている住宅に住んでいる人もいるので、私の生活はほんの一例です。ただ、「不便に感じることはたくさんあるけれど普通に生活できる」というのが、私の率直な感想です。そして、この環境で生活するためのアイテムもウガンダにはたくさんあります。次回はその紹介をしますね。

では、最後まで読んでいただきありがとうございました。

Wanyala naabi!(ありがとうございました)

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