作業療法士のペルー奮闘記(立岩隊員は帰国しました。)

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立岩 志穂
(愛知県)

ボランティア/職種
青年海外協力隊
作業療法士
派遣国
中南米
ペルー共和国 リマ市チョリーヨス区
一言メッセージ
世界のリハビリ事情が知りたくて、自分に出来ることを探したくて、もがきながらペルーで作業療法士として活動しています。

 

任国を受け入れる

2018.04.30

人 活動

オーラー!

コモエスタ?

駒ヶ根で何度も練習した単語や文章。

上の言葉は、挨拶としてセットで使います。

頬にキスをしながら、サラッと。

これがワンセットですね。

今回は、常に葛藤している

「日本の文化とペルーの文化の違い」 について、

活動の中で感じることを書こうと思います。

写真は、

ペルーといえば「セビッチェ」と

日本といえば「お寿司」の

食文化の違いを載せてみました。

なるべくあらゆることを受け入れ、活動を行なっていますが、

日本で仕事をするよりもどっと疲れることがあります。

それは、

*何をするにも効率に重きが置かれないこと

*整理整頓が苦手すぎる人たち

です。

気さくで頭の回転も速い素敵な同僚達なのは変わらないのですが、

例えば、 何かをする時、準備不足で常にバタバタ、

いつも「もっと早くやらないとね」と言ってます。

それによって開始時間が遅れることは普通、

準備が終わった後の準備しました~!感が凄い。

これもお国柄だなーって思って見てますが、

何に重きを置いているか、が日本とは違う。

「結果が全て」

「終わりよければ、終わり楽しければ、全て良し」

過程も大切にする感覚とは違いますが、

この楽観的なラテンの感覚は結構好きです。

望むとしたら、

反省から次はさらにいいものを!

と いう考え方に発展して欲しいと思います。

それから、整理整頓が苦手な人が多い。

これには、日本の教育に改めて感謝させられました。

わたしの病院には、

テクニカと呼ばれる 日本でいう、

「助手」のような資格を持ったスタッフがいます。

彼女達の仕事は、 患者さんの受付や書類管理、

部署によっては介護士としての仕事もあります。

そして、環境を整えるのも彼女達の仕事です。

そのため、同僚のセラピスト達は

リハビリ中に使ったものは片付けません。

それはテクニカさん達の仕事だからです。

どんなに散らかしてもです。

子供とのリハビリは確かに時間との勝負だし、

整理整頓とかいっていられません。

だからなのか、ものがよく無くなります、本当に。

ちょっと隅に避けるとか、まとめるだけでいいのになぁ、

と思い伝えてみますが、

「大丈夫、彼女達(テクニカ)がやるから(笑)」 と、

テクニカさんたちにも

「私達がやるからね、座ってて」 と言われてしまう始末。

収納の仕方をちょっと提案して、一時は 改善!!

ものの1ヶ月で元どおり(笑)

赴任後からずっと格闘中です。

4月3日に日本とペルーの友好を祝うイベントが

わたしの職場でありました。

昨年まではなかったので、とても嬉しいことです。

当然のように、準備やイベントの話は3日前程に耳に入り、

前日に

「着物もってる?着てくれない?

出来たら、日本の踊りも踊ってほしい」

なんてことがありました(笑)

心の中では…

(前から知ってたでしょうに…

前もって準備してよ~)

と思いながらも、一年半活動する中で

まあ、知らせてくれただけいっか、と

思えるようになったのも事実です。笑

ただ、こういった感覚を 受け入れて入るつもりでも、

自分の中で多少はストレスになっているようです。

(非常に眠くなるときや

極度に部屋に閉じこもりたくなる時があります)

わたしが活動を通して伝えられることは、

「任国を受け入れる」ことは大切です。

異なる文化や習慣、意見を知るきっかけになり、

自分の価値観が広がります。

同時に、

「自分の意見を伝える」ことも大切です。

これはわたしの苦手な部分で、

日本人の多くの人も 感じる部分だと思いますが、

お互いの意見を伝える事で、

初めて会話が成立し、成長していくんですよね。

ただ、「我慢しないこと」も大切だと思うんです。

自分の健康があっての活動で、

資本が崩れたら意味がないですもんね。

この機会を大切に、何かに貢献できるように

残りの活動も頑張りたいと思います。

今日も楽しい一日になりますように♫