カリビアン的生活

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寺田 芙美
(静岡県)

ボランティア/職種
青年海外協力隊
デザイン
派遣国
中南米
ドミニカ共和国 ラロマ-ナ州 ラロマ-ナ市
一言メッセージ
NGO運営の病院にて印刷物、ウェブサイト等の作成。住民の病気、問題への知識の向上を目標に活動中。

 

緑の委員会

2017.10.03

こんにちは。

私の配属先の病院にはいくつかの委員会があります。委員会といっても直訳して委員会になってしまうだけで本当はもっとしっくりくる日本語があるのかもしれませんが。

ちなみに私がメンバ-として活動している委員会はcomité social(ソ-シャル委員会)。母の日やクリスマスなどのイベント時に従業員だけに開かれる小さなパーティーを企画します。

他にはセックスワ-カ-を支援するためのグル-プや、性の委員会などいろいろ。

その中で今回はcomité verde(緑の委員会)の活動に関わることになりました。緑の委員会が何をしているのかとざっくりいいますと、環境教育です。最初はびっくりしました。病院の従業員でさえ道に平気でゴミを捨てるドミニカ共和国でドミニカ人による環境教育のグル-プが存在するなんて。

この国の環境問題のひとつは発泡スチロ-ル容器、日本でいう食品トレイと同じ素材です。

食堂でご飯を持ち帰りにする時必ずといっていいほどこの容器が使われます。あと食器を洗うのが面倒だからか他所の人が来た時にはこの素材のお皿に盛ったり。ちゃんとゴミ箱に捨てればいいのですが道に捨てる人も多いのです。

例えば川岸に住んでいる貧困層の人たちが川に発泡スチロ-ルを捨てるとそのゴミが一度海に出てからスチロ-ル容器が粉々になった状態で海岸に戻ってきます。粉々になった状態では砂の中に入り込んで選別して拾うことも難しいのです。もうね、対処できないんだったら使っちゃだめだと思うんですけれど。

そう考えていた矢先に飛び込んできた依頼が”発泡スチロ-ル容器の使用を控えよう”のチラシ作成。やりがいを感じます。このチラシを職場の食堂に置いて、発泡スチロ-ル容器を使った人は10ペソ(20円程)を罰金箱に入れなければならないという仕組み。この間罰金箱を持ったらかなり重かったので結構な額になっているはずです。

そして、最近飛び込んできた依頼が、”教育教材でつかっていた塩化ビニ-ルのシ-ト、捨てるのももったいないから何か作って” でした。

ああ、こういうの!こういうの待ってたよ!シ-トを等間隔のテ-プに切りそれを編んでカゴとバックを作りました。できたら私にくれ。わたしにはいつ作ってくれる?とか色々言われましたが、私も作ってみたいわ。という人は皆無でした。

作ることに興味をもってもらえば家にあるものを使って色々作ることができるし、うまくいけば商売につなげられるかもしれないですよね。

私の活動は他の隊員のように直接人々と関わる仕事ではないのですが、作るという私の好きな分野で人々の生活や健康の改善に間接的でも関わることができて嬉しく思います。

緑の委員会、次はどんな仕事を頼んでくるかしら。

それではまた。