JICA海外協力隊の世界日記

ポランポラン ウガンダの心地よい病院を目指して

5/5はHand Hand Hygiene Day

今回は感染症管理活動についてご紹介します。私は5S活動の啓発と平行して感染症管理も同時に進めています。

5/5はHand Hand Hygiene Day でした。手洗いはやり方、重要性は分かっていても、なかなか習慣化に至らないケースが多くあります。このHand Hygiene Dayをきっかけにもう一度手洗い習慣を振り返ってほしいと思いました。Hand Hygiene Dayにあわせてスタッフの写真を載せたポスターを作り、啓発を行いました。

また、毎朝外来では患者さん向けに健康教育を行っています。マラリアやHIVなどの身近な病気を取り上げています。今回はHand Hygiene Dayにちなんで、手指衛生の講座を開いてもらうことにしました。事前に外来看護師さんの健康教育を見せていただき、その流れにそって手指衛生の講座内容を考えました。健康教育は、一方的な講義ではなく、積極的に患者さんに質問し、知識共有をする場になるよう工夫されていました。私もその流れにそって、外来看護師さんと一緒に内容を練り、資料を作成。患者さんは英語が分からない方もいらっしゃるので現地語に訳してもらいながら行いました。

外国人がやっている健康教育なので、初めは消極的な患者さん達でしたが、手洗いステップを説明しながらデモンストレーションを行ったときは、はにかみながら、参加してくれました。手洗いの歌などを流しながら、もう少し気軽に参加でき、興味が持てる講座にできたらよかったなぁと思いました。次回に生かします。

小さな活動ですが、こういう小さな一歩一歩の積み重ねで、みんなの意識が少しずつでも変わってくれればいいなぁと思っています。手洗いは命を守ることのできる、とても簡単な防御行動の1つです。みなさんもこの機会に手洗い習慣を見直してみてくださいね!

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。Webale nyo nyo (Thank you so much)

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