JICA海外協力隊の世界日記

ポランポラン ウガンダの心地よい病院を目指して

先人から学ぶ&休日

こんにちは!日本は梅雨に入ったでしょうか。ウガンダは雨期が終え、乾期に変わろうとしています。

ウガンダの5S活動は、トロロ県病院をはじめ、エンテベ県病院、ムバレ地域中核病院など、多くの病院に広まり、ボランティアとスタッフが協力して5S活動を進めています。

私の病院では、私が初代5S活動のボランティアです。ボランティアが来たことをきっかけに、委員会が発足し、さまざまな活動が進んできました。それでも、私の病院より先にボランティアが入り、5S活動を進めてきた病院から学ぶことはたくさんあります。

たとえば、この写真。日本の病院には、当たり前にある、病棟の位置を示す看板です。ウガンダの多くの病院では、この看板がありません。改装を繰り返す病院は、迷路のようで複雑です。初めて病院に来た患者さんは、どの病棟がどこにあるのかさっぱり分かりません。日本だったら、看板を発注して作ってもらいますが、ウガンダではそのような資金はありません。この看板は、ムバレ地域中核病院で、先代のボランティアが作ったものです。カラープリンターも無いので、折り紙を使って絵を添え、矢印と共に病棟の位置を示したポスターを作り、廊下の屋根からつり下げてありました。

赴任当初、私にはこのようなアイディアが全くありませんでした。いくつかの病院を回り、そのアイディアを病院スタッフを共有し、必要なものを私たちの病院にも取り入れていきました。

そして、私の病院にもついに、各病棟を示す看板を取り付けることができました。

こうやって少しずつ、ある物で病院が変わってくれたらいいなぁと思っています。

そういえば、この前同期が私の任地に遊びに来てくれました。私の任地であるジンジャ県に、Kilonbelaという、Kikoiの柄を編む工場があります。このように鮮やかな色使いで、現地の人が作成しています。伝統的な文化に触れたとても充実した休日でした。

任期もあと半年とちょっと。活動に精を出しつつ、ウガンダ、ジンジャ県の文化に触れながら、アフリカの生活を楽しんでいきたいと思います。

今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!Webale nyo nyo! ( Thank you so much)

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