JICA海外協力隊の世界日記

辻 明男のラパス滞在日記

ラパス市内の田舎の地区の視察に行きました

任地のラパス市は人口は27万人ほどですが、面積は2万平方キロと大変大きく、四国よりひとまわり大きい広さなのです。

今までの活動は、このラパス市の市街化地域の都市交通計画などについて見直し、点検するという作業を行ってきたのですが、これからは市域内に点在する小さな町や村の交通計画についても検討するようにとの配属先の要請を受けました。

検討対象になったいくつかの地域を、実際に見に行くことにしましたが、広いところに点在しているので、どこに行くのにも一日がかりです。

まず最初は市の中心部から100キロ以上離れたところにある、ロスバリーレスに行ってきました。人口1100人ほどの小さな町ですが、海とビーチがきれいなところで、あちこちにホテルが建って観光客が最近増えているようです。

写真は国道沿いにあるロスバリーレスの長距離バスのターミナルですが、ラパス市からは長距離バスが国道1号線を経由して1日6便通っています。約2時間かかりました。

国道から町をつなぐこの通りがメインストリートの様で、まばらな建物が見えますが、銀行、スーパー、クリニック、飲食店、学校などが並んでいて、町の中心です。観光客向けのお土産店や、砂浜も走れる4輪バギーのレンタル店などもあります。

しかし小さな町なので、人通りも少なくのんびりしています。

そして、海岸は数キロもある白砂のきれいな砂浜が続き、きれいな住宅やホテルが海沿いにちらほらと建っています。

ここの海は大物釣りの基地のようで、釣りのためのフィッシングボートが浮かんでいるのが見えます。

写真のような景色の良いレストランもありました。

まだ町の一部分しか見ていないところですが、これからもう少しデータを集めて検討を進め、ここの交通課題を整理して、何らかの対応策を考えていくつもりです。

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