JICA海外協力隊の世界日記

ゴビ砂漠からこんにちは

活動紹介 その2

こんにちは。今回は活動についてです。配属先の要望から私に看護師経験があるため病院で行っている活動について紹介していきます。私の配属している保健局では地域の健康増進を図る活動以外にも医療従事者の教育や労働についての管理を行っています。そこで私は総合病院にて月に一回程度、看護技術の講義をしています。

私の任地の病院は総合病院(約300床)が1つ、家庭病院(日本でいうクリニック)が4つあり、患者の約80%が総合病院に罹るそうです。任地に来てからはまず医療機関について知ることが必要ということで総合病院・家庭病院に見学していきました。今回載せる写真は総合病院だけです。見てきて日本の医療の違いは、看護師の仕事がほとんど注射・薬を渡すことであることです。日本では食事介助や清拭(体をふくこと)など身の回りのこともしますが、モンゴルでは家族または自分で行うのがほとんどであり、現場に定着していないのが現状です。また、医療機器は日本や韓国、ロシアから輸入してきたもので、特に薬はロシア製のものが多く、どのような効能なのか聞かないと分からないものが多いです。他にもありますが多くなるのでこの辺で。知りたい人は質問受け付けます!

少しでも看護知識を持ってほしいということで今年の5月に感染について講義を行いました。参加率や反応はまずまず、、、。発展途上国であるため医療機器や物品も不十分なことも多く課題も多いですが少しでも任地の医療が向上できるように頑張ります。

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