”おいしい”を世界に‼~モロッコ料理修行~(露口隊員は帰国しました。)

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露口 聖代
(三重県)

ボランティア/職種
青年海外協力隊
料理
派遣国
中東・欧州
モロッコ テトゥアン県 テトゥアン市
一言メッセージ
モロッコの人たちはよく笑い、よく食べ、よくしゃべる!みんなで食卓をともに、料理でおいしい国際交流をしていきます!!

 

RAMADAN Kareem!!

2017.06.13

文化

ただいまモロッコはラマダン(断食月)真っ只中です!

私の任期も残り四か月、今年はラマダンに挑戦してみよう!と意気込み、同任地の隊員とともにラマダンをしています。(ちなみに昨年は1日目から挫折)

ラマダンとはイスラム教の大切な行事の一つで、イスラム歴の九月のことを指します。

イスラム教徒にとって、断食をすることは義務であり、約99%がイスラム教を信仰しているといわれるこの国のラマダンは、国を挙げて盛大?に行われています。

各家庭ではラマダン前にキッチンを大掃除し、デコレーションも一新し、ラマダン中に食べる日持ちのする甘いお菓子、シュッバキーヤやスフォーフなどを作ります。

さて、ラマダンも3分の1が終わりました。日の出の数時間前から日没まで、食べること、飲むことが禁じられているので、とにかく日中の空腹感との闘いです。

最初の2日間は頭痛に襲われ、洗濯物1枚干すことさえもできませんでした。食べることが大好きな私にとって、日中何も食べられないと生きる楽しみを失ったような気持ちでいっぱいになります。まさに“虚無感”という言葉がしっくりきます。

そんなつらいラマダン、何のためにやってるの?!

イスラムの人々は、「貧しい人の気持ちを理解するため」という目的がありますが、実際のところ、夜間に1日分の食事をまとめておなか一杯食べている人が大多数なので、ラマダン後には太ってしまったりして、その目的を実際に行動できている人は少ないのが現状だそうです。

では、なぜ私がラマダンをするのか、、、

モロッコ人の友達の家を巡ってフトール(断食明けの食事)を食べに行くのが楽しいからです!!笑

しかし、ラマダン1週目はお誘いが思ったほどなく、あれ?日頃の行いに何か問題があったのかしら…と思っていましたが、聞くところによると、モロッコの南部に比べて北部の人の付き合い方はドライだそう。。なので、仲のいい友達には、「いつフトールに誘ってくれるのさ?!」と催促をして、押しかける荒業も会得してフトール巡りを楽しんでいます笑

各家庭によってハリラ(ラマダンに欠かせないトマトのスープ)の味も違いますし、メインディッシュの内容や時間もそれぞれですが、みんなでご飯を食べて、まったりお茶して、夜の時間を楽しむのはどこの家庭も同じです。

さて、題名の「Ramadan Kareem」とは「恵みの多いラマダンを!」という意味で、みんなラマダン中に挨拶と一緒にこの言葉を交わし合います。

実際問題、飲まず食わずの約17時間からの深夜の満腹を1か月続けるのは身体に良いわけがないと思うのですが 笑

ラマダンに参加することで、モロッコの魅力にもう一歩踏み込めるかなぁ~なんて思いながら…

さて、今日も友人宅へ行ってきます!!