JICA海外協力隊の世界日記

”おいしい”を世界に‼~モロッコ料理修行~

RAMADAN Kareem2!!

ラマダンムバラク‼

この言葉もラマダンによく使われる挨拶で、ラマダンおめでとう!という意味合いだそうです。

さて、ラマダンも終盤です。私もなんとか日中断食を続けていますが、、やはりつらい。

日中はなるべく食べ物のことを考えないようにしています。友人のモロッコ人いわく、「食欲をコントロールすることによって、他の欲もコントロールできるんだよ。」ということだそうです。

私の場合は食欲を禁じると、他の何かに対する欲もなくなってきて、なんのやる気もおきません。食べることは活力の源なんだなと再確認するとともに、欲をコントロールできるようになるには、まだまだ修行が足らないようです。

さて、最初の写真は友人の働くホテルのフトールメニューです(ラマダンのフトールとは日没直後に食べる最初の食事のこと) 空腹状態で食べ物がどんどん運ばれて来る様子を眺めるのはなんとも幸せです。なんとこれで4人分なのですが、無念にも半分も食べられませんでした。

モロッコでは、このホテルのテーブル同様にどの家庭でも人数以上の量の食事をテーブルに並べます。

もちろん、修行が足りない私は欲に負けて食べ過ぎてしまいます…

さて、こちらはラバト知人宅のフトール。

フルーツにケーキにジュース…まるでお誕生会です()

任地テトゥアンの訪問したお家では必ずどの家でもハリラ(トマトのスープ)は必須だったのですが、ここのお家では、ハリラはお母さんしか飲みません。「なんでみんなハリラ飲まないの?」と聞いてみたら、「ハリラでおなかいっぱいになったら他の好きなものが食べられないから」だそうです。他のラバトのお家にも訪問しましたが、そこでもハリラは飲んでいませんでした。

都会の人はハリラを飲まないのかな??

最後にこれは街角のちいさなカフェのフトールです。ハリラ、お花の形の甘いお菓子シュッバキーヤ、ナツメヤシ、ゆで卵。フトールといえばこのメニューが黄金のラインナップです。

店内で、お客さんも店員さんもみんな一緒に日没の合図を今か今かと待ちます。丸一日何も食べていなくても、この定番のセットだけでお腹も気持ちも満たされました。

いろんな家庭のフトールを食べてきましたが、やはりどの家庭も作りすぎ、食べ過ぎ、そして廃棄する量も多い気がします。実質、多くのモロッコ人は肥満や糖尿病で苦しんでいますし、貧しくてご飯が食べられない人も沢山います。

ラマダン初心者が大口はたたけませんが、

“足るを知る”のがラマダンの本質なんじゃないかなと思うところです。

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