JICA海外協力隊の世界日記

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施設の1日

今回は遠方の施設に4日間行きました。

家からは遠いので、施設の職員の家に泊まらせてもらい、一緒に施設に行くことができました。

快くホームステイを引き受けて下さり感謝です。

今までは活動時間のみ参加して事務所に帰っていましたが、

今回は職員の方と一緒に出勤して帰宅をすることで、施設の1日の流れや職員の生活にも密着することができ、とてもいい経験になりました。

施設によって異なりますが、この施設での1日の流れを紹介します。

朝は7時に出勤をして、まずは掃除をします。

7時半頃に、1人目の利用者がきました。

着くとロッカーに鞄を入れて、部屋で過ごします。

子どもに応じてトイレの誘い掛けをします。

9時に国歌、州歌をうたい、体操、手遊び歌をします。

そして、朝の会では今日の日付けと曜日、天気、点呼、人数を確認と、とてもきっちりとしています。

施設をいくつか訪問していますが、ここまできっちりとしている場面を見るのは初めてでした。

予定に応じて、その日の活動をします。

今日は指先を使った微細活動です。

子どもの興味や能力に合わせて活動をしていました。

文字の練習やビーズの紐通し、ブロックなどです。

写真の右の子どもへは、「青だけを使う」という指示があらかじめあったようです。

活動後は昼食を食べます。

職員の役割分担が自然とされており、食事を見る職員、片づけと手洗いを見る職員、食べ終わった子どもを別の部屋で見守る職員

と、連携が取れていてすばらしかったです。

昼食後は今日は週初めなので、ゆっくりテレビを見る時間でした。

テレビの前に座る順番も、まず背の順に並び、見やすいように工夫しており、感心しました。

12時に帰りの会をし、13時にはみんなが帰宅します。

職員は片づけをして、今日は教材の作成をしていました。

職員の努力が分かり、施設の良い所を他の施設と共有できればと思いました。

職員自身が問題を考えて、それが支援に繋がっているのでこれからも彼ら自身で向上していけると思えた施設でした。

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