JICA海外協力隊の世界日記

来た道 行く道 マレーシアで共に

施設の巡回訪問

マレーシアに来てもうすぐ1年半になります。 1年経ってから時間が経つのが早く感じるようになりました。 施設との連絡手段がようやく確立し、遠方の施設へも路線バスを使い、さらに施設の方にバス停まで迎えに来てもらって訪問できるようになってきました。 どこの施設でもみんな興味深々なのはスライムです。 子どもから大人まで楽しく遊べるので、最近はどこの施設へ行く時も材料を持って行き、施設の方々と一緒に作ります。 はじめは触るのが怖い子どももいますが、みんなが遊ぶ様子を見て自ら手を伸ばして触る様子も見られます。 職員は熱心に作りかたを聞いてくれます。 スライムは固さを材料で調節できるので、様々な感触のスライムができます。 伸ばしたり、丸めたり、形を作ったり、足で踏んでみたり、色を混ぜたりと遊びの中で経験が増えればいいと思います。

シール貼りも子どもに人気です。 丸の枠に上手に貼っていますね。 更に小さなシールを渡すと四苦八苦しながらも必死に貼っていました。 年齢が高い子どもはアルファベットや数字を探してシールを貼ってマッチングします。 シールに書かれた文字を見つけた時の喜ぶ姿がとても可愛いです。 「イエーイ」と職員も一緒に喜び、楽しい雰囲気で学べています。

左に置かれた手本と同じようにペットボトルのキャップを置きたいのですが、なかなか上手くできずにとうとう頭を抱えてしまいました。 諦めずに一生懸命考えて取り組むのがえらいですね。 この後、手本を1つずつ置くと同じように置くことができました。 出来た時の喜びはやはり最高です。 年齢の高い子どもには5秒ほどで手本を記憶してキャップを置いてもらいました。 2個は簡単ですが、3個で1つ色が違うととても難しいようでした。 それでも楽しく取り組んでくれました。 ゲームの様子を職員の方が熱心に見てくれており、方法を伝えたので今後、施設の活動の1つになればと思います。

SHARE

最新記事一覧

JICA海外協力隊サイト関連コンテンツ

  • 協力隊が挑む世界の課題

    隊員の現地での活動をご紹介します

  • JICA 海外協力隊の人とシゴト

    現地の活動・帰国後のキャリアをご紹介します

  • 世界へはばたけ!マンガで知る青年海外協力隊

    マンガで隊員の活動をご紹介します

TOPへ