JICA海外協力隊の世界日記

来た道 行く道 マレーシアで共に

他職種の隊員とコラボレーション

私の任地クダ州には環境教育で活動している隊員がいます。

マレーシアでは経済の発展と共に、ゴミの処理やゴミの増加が問題になっています。

また、ゴミのポイ捨ても深刻な問題で、環境教育隊員はゴミの分別やポイ捨てを減らすためにゴミについての知識の講義活動をしています。

今回、環境教育の隊員に施設に来てもらい、ゴミについての講義をしてもらいました。

上記の写真はゴミをポイ捨てすると分解されるまでにかかる年数を予測しています。

2.3年で分解されるものもあれば、永遠に分解されない素材もあり、みんな驚いていました。

ゴミを分別すると、ペットボトルはリサイクルされてTシャツになる映像を見て歓声があがりました。

ゴミについて学んだあとは、アクテビティーとして巻き寿司を作りました。

3名の障害児・者支援で活動する隊員も手伝いに来てくれ、視覚支援の作り方チャートを使用して施設の利用者さんに作り方を伝えました。

マレーシアではスーパーで寿司が売っており、好きな方が多いです。

好きな具材を選んで、巻くことが楽しいようで好評でした。

普段、料理に必ずチリを入れて辛いのが大好きなマレーシア人ですが、ワサビに挑戦してもらうと辛さが異なり、リアクションが面白かったです。

巻き寿司を作った後は、巻き寿司を作る時にでたゴミの分別をしました。

食べることが大好きなマレーシアでは、道路のポイ捨てのゴミの大半が食べ物に関わるものです。

このゴミはリサイクルできるかという質問に、スラスラと回答をしていました。

この講義を通して少しでもゴミに対する意識が高まればいいと思いました。

今回、他職種の隊員と一緒にイベントを行い、他分野の知識を共有することができ、同じ分野の隊員同士では一緒に伝えることができて心強かったです。

任期が半年を切ったので、日本の文化や食べ物についても伝えていこうと思います。

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