JICA海外協力隊の世界日記

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施設職員の関心を集めた遊び

それは「クモの巣あそび」です。

施設を訪問した際に、日本の施設での遊びを紹介したところ、クモの巣遊びについての質問をたくさんもらいました。

この施設でも日本での遊びを紹介した時にやりたいとの声を頂いたので、職員の方と一緒にやりました。

ひもを部屋中にはりめぐらせます。こちらでは防犯対策で扉や窓に鉄格子がはめてあるので、ひもをはりめぐらせるのに丁度よく、クモの巣がすぐにできました。

早速みんながクモになって自由に動きだしています。

またいだりくぐたり、時には寝転んで転がって通ったりと、それぞれの方法で楽しんでいました。

高めのひもをまたごうとして思ったより足が上がらず、断念してくぐるといったかわいい姿も見られました。

職員の方もまたぐかくぐるか迷っていてみんなで笑いました。

さすがに少しずつ飽きてくるので、カード探しゲームをしました。

ルール説明をしようとすると職員の方が、すかさずみんなを集めて私の説明の補足をしてくれました。

ゲームは渡された絵カードと同じ絵のカードを探して取ってくるルールです。

クモの巣をかいくぐりながら必死にカードを探す子ども達!

「見つけた!」と絵を見てみると違う絵で残念そうにする場面や、見つけて大喜びで職員に知らせる姿など、様々な表情が見られました。

この遊びを通して、一方的な指導やアカデミックだけではなく、楽しみながら身体を動かしたり学んだりできることが伝わればいいなと思いました。

今回、職員の方からやりたいと言って頂いたことが本当に嬉しかったです。

そして施設での新たなあそびのレパートリーの一つになればいいなと思います。

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