JICA海外協力隊の世界日記

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ご近所物語 新たな遊び

毎日のようにバドミントンをしていたのですが、この頃新しい遊びがブームです。それは私がたまたまもっていたUNOです。

子どもたちはUNOを知っているといって嬉しそうに始めました。ルールは少し違うところがありますが、だいたいは同じです。(日本でも細かい点でルールが違っているのと同じ程度)

いつも彼女たちの家の前に座って遊びます。コンクリートですが、家のお母さんが水をまいて掃除しているのでとても綺麗です。綺麗とは言っても、これから結婚式に行く彼女たちの服装でも構わずに座るのでびっくりしました。

彼らはタミル語で話すので基本的にやりとりは分からないのですが、何やら私に勝たせないように作戦をたてている様子。「赤のカード持ってないよ」など聞いていると少しわかります。

知らぬ間にちゃっかりカードをのぞき見したりと、負けず嫌いな子ども達です。

遊んでいると、カードを指さして「ムリヤデ」と言うお兄さん。あれ?関西人の私には「無理やで」と言っているように聞こえる。

そして話を聞いていると、どうやらそのカードは出せないよと伝えているではないか!意味まで同じ!!

タミル語で「ムリヤデ」は“だめだよ”とか“いいえNO”を意味するようです。

また一つタミル語を覚えました。出せないカードが出た時に、私も「無理やで」と言うと彼らは私が覚えたことにびっくりして笑っていました。

私は日本語(関西弁)を話している感覚ですが、彼らにも同じ意味で伝わるのが本当に面白いです。

UNOもバドミントン同様に子ども達が入れ替わりに遊ぶので、私は何回もすることになります。そしてそれは毎日のように繰り返されています。

バドミントンの次はUNO、その次はどんな遊びのブームがくるのか楽しみなような恐怖なような・・・

結婚式へ行く服装。とても綺麗で可愛かったので撮らせてもらいました。

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