JICA海外協力隊の世界日記

えがお Diary

活動について

カメイ ウウィイルクン!※こんにちは! 今日は私の活動についてご紹介します! まず私の任地ですが、エチオピア北部に位置するティグライ州アクスム市という街です。 エチオピア正教の聖地でもあり、オベリスクをはじめ、さまざまな世界遺産が存在するとても歴史的な街です。 気候も人もとても穏やかで住みやすく、すでに愛着が湧いて、大好きな街になっています! アクスムの街並みについてはまた後日詳しくご紹介します◎ そんなアクスムで私は体育隊員として、ハンドボールの指導活動をしています! 配属先は、市内のスポーツ事務所。日本でいう、地域の体育協会のようなところです。 活動対象は市内の選抜チームに所属する15歳以下の男女40名と、チームの指導者です。 毎年6月ごろに開催される州内大会でのメダル獲得と、それ続く国内大会に出場することを目標に日々練習しています。 選抜チームとはいえ、初心者の子どももいて、活動初期はボールの投げ方やルールの理解から。そして3ヶ月ほどたった今は、ボールを遠くに投げることができる子、シュートが上手な子、足が速い子…などそれぞれの個性がだんだん見えてきて、これから大会に向けた実践的な練習をどんどん取り入れていこう!というところです。 それと同時に、私は練習環境の改善にも焦点を当てて活動をしています。 練習場所は小学校のグラウンドですが、土のグラウンドには大きな石やビンのふた、針金など…危険物がたくさん転がっています。

そのため、いつも練習開始の5分間を使ってグラウンドの清掃を取り入れることにしました。自分たちの練習場所を綺麗に整えて、気持ちいいグラウンドで思いっきり練習しよう!ということが目的です。 指導者の理解はすぐに得ることができ、今では率先して清掃をしてくれています。 子どもたちからは始め、「こんなの必要ないよ!」と何度も言われました。 しかし、「石があるとドリブルが上手にできないよね」「もし転んだ先にビンのふたがあったら、危ないよね」…と説明すると伝わったのか、今は少しずつですが協力してくれるようになりました。 しかし!その拾った石やゴミの行方はハンドボールコートの外。これではハンドボールコートは綺麗になっても、グラウンド全体は危険物で溢れるばかりです。 そこで!空のペットボトルとヒモを使って、ミニハードルを作ることにしました。 拾った危険物をペットボトルに詰めて、2つのボトルをヒモで繋ぐだけで、ミニハードルの完成です。 ジャンプトレーニングなどに活用していて、今では子どもたちの人気のトレーニンググッズです。

なにもかも試行錯誤の繰り返しで、失敗>成功の日々ですが、大好きなハンドボールを子どもたちとできることが何よりの元気の源です! まだまだ課題は山積みですが、少しずつステップアップしていきたいと思います◎ 次回は、任地アクスムについて詳しくご紹介します。 それでは… 今回も読んでいただいて、ヤガネンレイ!※ありがとう!

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