JICA海外協力隊の世界日記

とある作業療法士のソロモン日記

JOCV50周年記念イベントIN SOLOMON ISLANDS①

青年海外協力隊事業は、今年で初の隊員が1965年にラオスに派遣されてから50周年を迎えました。これを記念して、日本や世界各国でも様々なイベントが催されています。

そして私が活動しているここソロモン諸島においても、この節目の年に私たちの活動を現地の方々にもっと広く知ってもらいたいという思いでボランティアの有志にで「JOCV50周年記念イベント」を開催しました。
(ちなみにソロモンは協力隊活動が始まって今年で36年目になります。)

半年ほどの期間をかけて企画・準備を行い、50周年委員として当初からイベントに携わってきました。開催直前になってイベント会場が急遽変更になる(さすが途上国ソロモンです。全体的にのんびりしているのが良くも悪くもあるとこです)などのトラブルもありましたが、たくさんの人々に来場して頂き無事成功に終えることができました。

イベント内容はというと隊員の分野ごとにに分かれブースを出展しました。
イベント実施時点でソロモンでは17名のボランティア、2名のシニアボランティアが活動していました。ソロモンでは看護師や療法士などの医療分野や環境や教育、防災など様々な分野で隊員が活動しています。それぞれの隊員がそれぞれの特徴、強みと知恵を出し合い素敵なブースが催されました。

本日はそのうちの一つを紹介したいと思います。

ソロモンでは「Fat nice!(太っているのが素敵)」という言葉があるように、男性や女性に関わらず肥満に対しての意識が低い印象があります。現在は細いスタイルが好きという若者も増えてきていますが、それでもまだまだ肥満体系の人が多く見られます。そして肥満による高血圧や糖尿病などの生活習慣病も問題とされています。

そこで「肥満撲滅!!」を合言葉に掲げ、保健医療チームによって健康診断&エクササイズでの肥満予防啓発が行われました。


まず身長を測って。。。

体重を量って。。。

BMIで肥満かを確認して。。。

看護師隊員から肥満予防のアドバイスを受けて。。。

療法士によるウォーキング指導。。。

歩く、歩く、ひたすら炎天下の中歩き続ける。。。

某理学療法士K隊員は膝に爆弾を抱えていますが、あつーいなか最後まで笑顔でウォーキングしていました!

いつでも笑顔を絶やさない!さすが!協力隊の鏡のようです!

日々違う活動先にいる隊員同士が、このように同じイベントをやるといろんな刺激をもらえて勉強になります!

次回は
「環境隊員による廃油キャンドル作り」をご紹介します!

では Lukim u!(またね!)

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