JICA海外協力隊の世界日記

コロンビアからの手紙

The day of language

私の配属先のSENAは職業訓練校ですが英語の授業もあります。

その授業の一環で、1つの国を選びその国の文化を調べて英語で発表する「The day of language」というイベントを毎年行っています。今年は私が配属されているということで日本をテーマに開催されました。

11グループ(各グループ3,4名)がそれぞれテーマを考え資料を作って発表をしました。

テーマは日本の地理、歴史、日本語、音楽、服、アニメ、スポーツなど。私はテーマ選びから内容のアドバイス、発表内容の確認を行いました。

当日は沢山のお客さんが来て、部屋に入りきらず2回行うほど大盛況でした。お客さんはSENAの先生や生徒、また11月から新しくSENAに通う生徒たちです。1グループ5分ほどで発表をしましたが、どのグループもよく調べていて、英語での発表もよく練習していてとても分かり易かったです。

私も日本の文化紹介をするために色々と調べて資料を作りますが、私とは少し視点が違いました。

例えばアニメを紹介する場合、私であればドラゴンボールやナルトなど、聞き手がある程度知っているだろうものを紹介しますが、彼らは私も知らない面白そうなアニメを探し出し紹介をしていました。また歴史について、私であれば第二次世界大戦からの日本の復興を中心に話しますが、彼らは大戦中の日本の領土拡大やドイツとの同盟を取り上げていました。

英語の授業の一環ではありますが、日本のことを調べて発表することで日本への理解が深まったと思います。本来の活動と合わせて、一人でも日本のことを正しく理解し好きになってもらえるよう活動を続けていきたいと改めて思いました。

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