JICA海外協力隊の世界日記

コロンビアからの手紙

カルタヘナへの旅行

休暇を利用してカルタヘナへ旅行をしました。

カルタヘナはコロンビア北部に位置するカリブ海に面した港町です。街の中心部にあるスペイン統治時代に作られた港や要塞、建造物が世界遺産に登録されており、国内外から多くの観光客を集めるコロンビア屈指の観光地となっています。日中の平均気温は年間を通して30度前後であり海水浴を楽しむ人が多くいます。また海岸線には多くのホテルが立ち並び世界的な観光地という印象を受けました。

街には主要な観光スポットを周回する2階建ての観光バスが30分間隔で走っており、効率的に観光することができます。バスでは6ヶ国語(残念ながら日本語はありませんでした)での観光案内がされており、乗っているだけでもカルタヘナの歴史などを知ることができます。

カルタヘナの主な観光スポットは高さ40mの丘の上に建設された「サン・フェリペ要塞」、市街地を一望できる「ポパの丘」、海水浴を楽しめる「ボカ・グランデ」、そして4kmに及ぶ「旧市街地の城壁」などが挙げられます。また高速船で1時間ほど走れば、カリブ海に浮かぶ白砂のビーチが美しい「ロサリオ諸島」に行くこともできます。有数の観光地ということでどこも綺麗に保全されており快適に観光ができました。今回は時間がなくロサリオ諸島には行けませんでしたが、旧市街地を散策するだけでも十分に楽しめます。

上記の写真はサン・フェリペ要塞の頂上からの景色です。1536年に建設が始まり1657年に完成したこの要塞はイギリスの侵攻を幾度となく退けたということです。要塞の内部には大砲などが現在も残っており当時の雰囲気を感じることができます。

今回の休暇期間ではカルタヘナとサンタマルタを訪問しました。

コロンビアは地域により気候や文化が大きく異なるので、旅行をすると新しい発見が多くとても面白いです。今後も休暇を利用しコロンビアの様々な面を体感したいと思います。

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