JICA海外協力隊の世界日記

コロンビアからの手紙

サンアンドレス島の観光

職場の休暇を利用しコロンビアのサンアンドレス島へ行ってきました。

サンアンドレス島はコロンビア本土から北西700kmのカリブ海に浮かぶ島です。大きさは日本の石垣島の10分の1程度で、およそ4万人が住んでいます。英語とスペイン語、クレオール語が話されアフリカ系コロンビア人が多い観光業が盛んな島です。

1629年にイギリス人により発見され、以降イギリス、フランス、オランダ、スペインの領有権争いに巻き込まれながら、1991年に正式にコロンビアの領地と認められ今に至ります。下の地図の通りニカラグアに近いですがコロンビア領です。

5月〜12月が雨季で10月に特に雨が降る傾向にありますが、今回よく調べずに10月に行ってしまいました。1月〜4月が雨が少なく、気温も高すぎず過ごしやすいと思います。その時期に行かれることをお勧めします。

首都ボゴタから飛行機で2時間ほど、サンアンドレス島にやってきました。

空港からホテルが立ち並ぶ中心地まではタクシーで10分ほど、中心地からビーチまでは歩いて5分ほどというアクセスの良い立地です。街は水着のまま歩く人も多くリゾート感に溢れており、シーフードレストランやお土産屋さん、免税店が多くありました。

初日は午後に到着し、レストランで昼食を食べ市内を散策しビーチでのんびりと過ごしました。砂浜は白く細かい砂で、「7色の海」と呼ばれる海は今まで見たことがないほど透き通っていて綺麗でした。海水が透き通っており砂が白いことで、水深の浅い部分は緑色に見え、深さにより青、紺と色が変わり、また海藻のある部分は赤く見えるなどで7色の海と呼ばれています。

2日目はバギーに乗り島を1周しました。所々にあるビーチは中心地から離れているため観光客も少なく、プライベートビーチのようでとても居心地が良く、中心地のビーチよりも海がさらに綺麗です。シュノーケリングで海に潜ると、波打ち際まで魚が来ておりとても多くの綺麗な魚を見ることができました。

3日目はサンアンドレス島から「ジョニーキー」と「アクアリオ」という小島へボートで移動しました。それぞれボートで15分ほどの場所にある観光用の小島で、ジョニーキーはのんびり歩いて30分、アクアリオは10分ほどで1周できる大きさです。

どちらの島も人は住んでおらず、サンアンドレス島よりもさらに海が綺麗でした。アクアリオからは別の小島に歩いて渡ることができ、胸くらいの高さの海を歩いて渡ることができます。途中に多くのエイが泳いでおり、ガイドさんが素手で捕まえ写真撮影をすることもできました。

日本ではあまり有名でないサンアンドレス島ですが、南北アメリカ大陸から多くの観光客が訪れるとても綺麗な観光地です。日本から南米へのツアーではコロンビアが訪問地に組み込まれることが少ないですが、コロンビアにもサンアンドレス島を始め多くの素晴らしい観光資源があります。南米へ行く際にはサンアンドレス島をぜひ検討してみてください。

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