JICA海外協力隊の世界日記

コロンビアからの手紙

ボゴタの市場

ボゴタ中心地にある、Plaza de paloquemao(プラサ・デ・パロケマオ)という市場に行ってきました。この市場では肉・魚・野菜・果物、花や生活用品などが豊富に品揃えされており、人出も多くとても活気があります。

ボゴタはアンデス山脈の盆地、標高2640メートルに位置している為、日本と比べて魚の流通が非常に少ないです。大きなスーパーでも魚は冷凍物が中心で品揃えは少なく、値段も高く、街中で魚屋さんを見かけることも滅多にありません。この市場では、冷凍物が中心ではありますが久しぶりに沢山の魚介類を見ることができました。レストランやホームステイ先で魚料理(養殖のティラピアやモハラという魚)が出てくることはありますが、コロンビアでは魚を生で食べる習慣がないので、新鮮な魚料理が出てくることは少ないです。流通網が整備されていて、衛生管理が行き届いている日本の凄さを日々感じています。

コロンビアはとにかく果物と花が豊富です。地域ごとに気候が様々で、各地域は雨季と乾季はあるものの気温が安定しており、年間を通して果物や花を育てることができるからです。切り花の輸出量はオランダについで世界2位であり、カーネーションに限っては世界1位です。日本に輸入されているカーネーションの75%がコロンビア産ですが、コロンビアでは母の日にカーネーションではなくバラを贈るのが一般的です。

市場で買い物をした後、コロンビア人のご家庭でお互いの国の料理を教え合いました。

コロンビア料理としてアヒアコの作り方を教わり、日本料理として焼き鳥の作り方を教えました。コロンビアでは鶏肉のことをpollo(ポジョ)と呼びとてもよく食べられているので気に入ってくれるだろうと思い作りましたが、ニンニクを効かせた焼き鳥のタレとともに満足していただけました。

今回はボゴタの市場についてのご報告でした。

Gracias!

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