JICA海外協力隊の世界日記

笑顔あふれる、ロンボク島。

2016/10/03 Mon

活動

9月後半、小学1年生の子供たちの健康診断がありました。

私が現在活動しているプスケスマス(保健所+診療所)の管轄地域内には、4つの村、25の小学校がありますが、スタッフ達は地域内のすべての小学校を巡回しています。

私は一部の学校にしか同行できませんでしたが、決して狭くはない田舎の村々の、一部の学校だけでなくすべての小学校を網羅するのは、本当に時間もエネルギーもかかること。

スタッフらの意欲の高さが感じられました。

検査項目は、身体測定、目、耳、歯の簡単な検査。とてもシンプルですが、栄養士、歯科衛生士らが手際よく行っていました。

虫歯の子がとても多く、20人ほどのクラスで虫歯のない子がたった1人、という状況もありました。

スタッフらが、検査だけでなく、その都度「甘いものに注意してね」「お母さんに耳を掃除してもらってね」と熱心に指導していたのが印象的でした。

同行時、私は状況に応じて、記録の手伝いをしたり、ビデオを使用した手洗い指導を行いました。

これは、同国内で学生さんに指導を行っている番組制作隊員と、彼の指導学生さんと協働し、任地の小学校やスタッフの家で撮影したビデオです。

子供たちは、自分の番になるのが楽しみで落ち着かず、教室を走り回ったり元気いっぱい。

でも、パソコンを使用しビデオを流すと、静かに集中して学ぶ姿が見られます。

同じ県内の子供たちが手洗いをする姿を、熱心に見て学ぶ子供たち。

興味を持った先生が、ビデオの映像に合わせて子供たちに声をかける様子がとてもありがたかったです。

子供たちが、たくさん学んで、元気に成長しますように！

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