ランバレネ日記

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横田 陽紀
(東京都)

ボランティア/職種
青年海外協力隊
感染症・エイズ対策
派遣国
アフリカ
ガボン モワイエン・オゴウェ州ランバレネ市
一言メッセージ
エイズを取り巻く地域の状況の改善に取り組みます。仕事のこと、当地での生活のことをわずかばかりでもお伝えできたらと思います。

 

水辺の村々③

2018.03.26

人 文化 活動 生活

(前回からの続き)
今回の視察、私自身にとって、非常にインパクトが大きかったです。
観光客視点になってしまい不謹慎かもしれませんが、一面水と緑が広がる景色の中に、それとは一線を画す教会や学校、診療所という人工物があったこと、広い川の中にポツンと浮かぶ村をみると別世界に行ったようなとても不思議な感覚になりました。
なぜこういったところに住んでいるのか、理由まで推し量ることもできませんが、そんな環境においても村々があって、電気や水はあり、人々が生活していました。ただそれだけですが、非常に印象的でした。

協力隊員として当地に来て、何らかの改善に向けての取り組みをしたいと思ってはいますが、この環境を前に、私がこの地で活動することにどれだけの意義があるか、考えさせられました。正直に言って環境を劇的に変えることは私には無理です。使うべき場面が違うかもしれませんが、気休めに「大自然の前に人間は無力」とでも言えるぐらいでしょう。

ただ物的な意味で人々の生活を劇的に変えることはできなくとも、何とかこういった地域の人達にも正しい知識の普及が少しでも出来れば、と思っています。
ボランティアとしての意義はおそらく他にあるわけで、うまく書けませんが、こういったところの人達にも自分の取組から生じるわずかばかりでも届けられたら、と。そして、今回見聞きした経験によって、最も困難かもしれないその対象となる人々や場所を具体的にイメージできるようになったこと、これだけでも大きいな、と思いました。

ここまで3回に分けて、非常に長くなりましたが、読んでくださった皆様、どうもありがとうございました。
写真1:Ngomo村の診療所入口から全体をとらえた写真。機能はしていないですが、芝は伸びておらず、誰か刈っている人がいるのかもしれません。
写真2:別の村で見かけた共用発電設備。
写真3:流域の別の村の外観。他の村もこのように川岸に建物があたかも「貼り付いている」かの様子です。