JICA海外協力隊の世界日記

コロンビア共和国便り

コロンビア 再発見! (食品警告ラベル)

こんにちは。

ボゴタで再生可能・省エネルギーで活動中の半田滋です。

今回のテーマは「食品警告ラベル」です。

コロンビアの食品やお菓子、飲料等の包装には黒い八角形の注意書きが印刷されているものがあります。また裏面には数字が書かれた成分表も印刷されています。 この八角形の表示は2021年に施行された通称“ジャンクフード法”で定められた“正面警告ラベル”と呼ばれるもので、2023年6月から表示が義務付けられています。 法律の制定の背景には国民の健康に対する危機感がありました。具体的には学齢期の子供の24%が太りすぎ、また成人の56%が太りぎみまたは太りすぎという2015年の調査結果があり、2010年からの5年間でその数字も5~6%も増加していました。

ラベルには5種類あり、ナトリウム(塩分)、糖、飽和脂肪酸、トランス脂肪酸、人工甘味料についてそれぞれの過剰摂取や含有を警告するもので、例えばナトリウムであれば100gあたり300mg以上含有していれば“EXCESO EN SODIO”という表示をつけなければいけませんし、飽和脂肪酸であれば100gあたりの総カロリー数の10%以上含有していれば“EXCESO EN GRASAS SATURADAS”と表示する必要があります。また、人工甘味料であれば使用されていれば含有量にかかわらず表示が必須です。

含有量に関しては包装の裏面に栄養情報として詳細に数値で記載されています。マヨネーズの例ですと、Sodio100gあたり479mg含有しているためラベル表示対象、Grasa saturada 3.9g含有しているためこれもラベル表示対象になります(カロリーに換算する計算は割愛します)。

18歳以上の日本人とコロンビア人の肥満人口比率(2024)を比較すると、女性 3.8% 対 31.3%、男性 6.7% 18.9%と両国で大きな開きがあり、普段の食生活に影響を受けているのではないかと感じています。この正面警告ラベルがコロンビア保健省が目標とする健康な食生活の一助になれば良いと思っています。

今回は「食品警告ラベル」について書いてみました。

それではまた、アスタルエゴ!

写真1 コロンビア成人の肥満率推移(WHOデータ)

写真2 八角形の注意書き

写真3 裏面の成分表

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