JICA海外協力隊の世界日記

ガーナ便り

カカオ農園に行ってきました!~チョコレートはここからできるのだ~

今回は、カカオ農園を訪問した様子をお届けします。実際にカカオはどんな木で実で、花をつけるのか?と学生さんも初めての見学にワクワクでした。

「ガーナといえば、カカオ!」と言われるくらい、チョコレートの原料で知られている「カカオ」は、その生産量は第一位コートジボワール、第二位ガーナとなっており、ガーナはカカオの生産国としてみなさんよくご存じのことと思います。しかし、近年はこのカカオの市場価格は、気候変動や伝染病の影響で昨年頃から上昇しています…。

価格が上がっても収量が落ちているので農家の方々の収入は増えるどころかもしかすると減っているかもしれない…というのが現状です…。

今回の訪問を通しても感じたことですが、農家の方々は期待するほど収入を得られないことに苦戦しています。多量に生産することもあるようですが、その労働負荷があったり、また本職と兼業していたりと、いろいろな制約がある中、苦戦している農家の方々の現実を知りました。こういった状況下ゆえからか、より効果のあるマーケティングを考えていきたいとのお話されていました。

枚目の写真に写っているガーナ人男性が農場主で、手に持っているこの道具でカカオを収穫すると説明してくれている様子です。実際に収穫の実演もしてくれ、 日本で観ることのないその様子に学生さんも私も凝視していました 。

こちらが実際のカカオです。カカオの実は幹になり、幹に咲く花からじわじわと実がなるのだそうです。一度収穫しても、幹から花をつける部分を完全に取り除かない限り、また実をつける、という、これもまた循環型の栽培方法で、自然の神秘さと偉大さを感じた日にもなりました。黄色くなってくると収穫のタイミングのようです。

農家さんたちは、市場に出す前に、作物の商品価値を決める選定にかけられるため、栽培にも力を入れていました。

カカオは、アフリカ大陸のどこでも栽培可能なわけではなく、熱帯雨林気候の場所でしかならない特別で貴重な作物なのだということを知りました。それゆえ、通常雨季にしか穫れない作物なのだとか…しかし、ここの農家は、肥料に家畜の糞などを使用したり、雨季に害虫除去対策をすることで、季節に関係なく収穫できる工夫もしていました。

また、同じ農園にいる家畜のヤギの餌にもキャッサバの皮をあげていたり、と循環型の農業をされていることにも驚きました。

この農園には、ガーナではおなじみ(以前の世界日記投稿でもご紹介しましたのでご覧ください!)キャッサバ、パームナッツ、プランテーンなども栽培しているほか、レモンやコーヒーの木もありました。

このように、ガーナは、豊富な自然に溢れる場所で、たくさんの動物や植物にも出会えます。1年中真夏のような暑さは厳しい気候ですが、果物や野菜は多種多様で、日本では手に入らないものもここではマーケットで簡単に買うことができますよ!自然の豊かさに癒され、時には偉大さ壮大さに感激し、時には日本では感じることができなかった体験や心境の変化に気付くこともあります…。

ガーナに来れば、この楽しみを味わうことができますよ!

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