JICA海外協力隊の世界日記

マーシャル便り

《くらしまーしゃる》8:「時差」が生んだ消えた一日

マーシャル諸島は、日本より3時間進んでいます。

日本が朝9時なら、マーシャルはお昼の12時。

「日本は今何時かな?」と、考えることが増えました。

世界の時間は、UTC(協定世界時)という世界共通の時間を基準にして決められています。

日本はUTC+9、マーシャル諸島はUTC+12なので、3時間の差があります。

マーシャル諸島にあるクワジェリンでは、昔はマジュロなどの島々と日付が1日ずれていました。

クワジェリンにはアメリカ軍の基地があり、アメリカの時間と合わせるために、他の島々とは違う日付を使っていたのです。

ですが1993年、クワジェリンも他のマーシャル諸島の島々と時間を合わせるため、時間帯を変更しました。

そのとき、なんと8月21日を飛ばして、8月20日の次の日が8月22日になったのです。

つまりカレンダーから、一日が丸ごとなくなりました。

そのときクワジェリンでは、記念Tシャツが作られたそうです。

時間は、ただ時計の数字が違うだけではありません。

国や地域の歴史や、人々の暮らしとも深く関係しています。

今、マーシャルは夕方ですが、日本はお昼頃。

そして世界のどこかでは、夜もあれば、朝を迎えている地域もあります。

時差って不思議で、面白いですね。


Yukari (2026-1st.edu)

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