2026/03/13 Fri
イベント
コスラエで迎える特別なクリスマス

24年度1次隊。ミクロネシア、コスラエ州立病院栄養士の永井久美子と申します。
たくさんの方に声をかけていただき、12月から2月中旬までに約20回のクリスマス会に参加しました。
コスラエでは、クリスマスは一日で終わる行事ではなく、数か月にわたって続く一年で最も大きなイベントです。
どの会場でも印象的だったのは「おそろいの衣装」です。
地域のグループごとに同じ生地で作る衣装や、家族でそろえる名前入りTシャツ。ゲストにも色の指定があります。
衣装づくりからすでに、クリスマスは始まっています。

会はスピーチ、ゲーム、ビュッフェと続き、最後は踊りながら行進し、プレゼントを投げます。
洋服や生地、お菓子、調味料、時には現金も飛び交います。

時間通りに始まらなくても、誰も気にしません。大切なのは、みんなで集まることだからです。
私は普段カトリック教会に通っています。
1年目はローカルチャーチの行事を観客として見ていました。
2年目のクリスマス、地元の方に勧められ、ローカルチャーチのグループに参加しました。 3週間前から練習し、コスラエ語の歌を4曲覚えました。 そして、思いがけず先頭のポジションを任せてもらいました。

当日は朝から夜まで続く一日でしたが、それ以上に心に残ったのは元旦の出来事でした。
12月25日に教会へ来られなかった病気の方々8名のお宅を訪ね、歌を届け、プレゼントを手渡しました。
歌を聞いて涙を流しながら感謝を伝えてくださる方もおり、この地域の人々の温かさを改めて感じました。
この時期、銀行には「ホリデーローン」の垂れ幕が掲げられています。
それほどまでに、クリスマスは特別な存在です。

しかし私が印象的だったのは、人々がこの行事のために多くの時間をかけていることでした。
衣装を作り、何度も集まり、歌を練習し、皆で笑い合う。
そんな時間を大切にしていることが伝わってきました。
コスラエのクリスマスは、単なる行事ではなく、人と人との絆を確かめ合う大切な時間でした。
任期も残り5ヶ月となりましたが、この島での経験を大切に過ごしていきたいと思います。

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