JICA海外協力隊の世界日記

フィリピン便り

支援センターのお気に入りスポット紹介☆☆

フィリピン(障害児・者支援)隊員のKanechiです!
セブ島にある小学校の特別支援センターに派遣されています。
障害のあるお子さんが自立するための手助けをしています。
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今回の記事では私の赴任先セブ島にある、リロアン中央小学校、支援センターの様子を紹介します。

センターには、保護者が描いた可愛い壁画が沢山あります!

これらはコロナの時期に描かれたものだそうです。

一枚目の蝶の絵は、お気に入りの場所の壁画のひとつです!とても可愛いですよね!

この建物は海外の方からの寄付で作られたサリサリストア(小売り商店)の横の壁です。

実際に就労移行の生徒が毎日順番に店番を担当しています。

私も水が足りなくなった時はこのお店で購入することもあります。

お金の管理は保護者の一人が担当しています。

こちらの教室は植物が沢山描かれています。

写真の左後ろに見えるフクロウが可愛いくてお気に入りです。

就労移行の生徒のためのクラスでは、
障害によって個別・集団での授業などやり方が異なります。

個別授業では外でのサーキットトレーニングを終えた後、
教室に来て手先の訓練などを行います。

テーブルごとに課題が設定されており、
ひとつクリアするごとに次のテーブルに移っていきます。

写真ではねじ回しをしています。

また見にくいですが右側には生徒一人ずつのタブレットも設置されています。

カウンターパートが綺麗好きなので、教室内は土足厳禁・おやつ禁止、です。

保護者がボランティアで毎日教室を掃除してくれています。

現在支援センターには100人以上の生徒が所属しており、
それぞれの先生ごとに4つのクラスがあります。

幼稚園から25歳まで障害発達もバラバラな幅広い生徒が学んでいます。

日本のように平日毎日登校し、一日中学校にいるのではなく、
限られた時間に登校し、授業を受けます。

こちらは他の先生の教室です。
水色のグラデーションが海のようで落ち着く空間になっていますね!

教室環境が綺麗で整備されていると、日々心地よく仕事ができます。

子どもが過ごしやすい場所を保護者と協力して創ることが出来ることがありがたいし、

恵まれている環境にいると感じます。

【 Kanechi/障害児・者支援 】

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