JICA海外協力隊の世界日記

スリランカ便り

シリーズ商店じじ〜お正月に悪い遊びを知る【ウサノーナ】

こんにちは、ウサノーナです。

丁か半か!!

なんだか時代劇のワンシーンですね。スリランカで体験することになるとは!!笑

というわけで、引き続きお正月編@商店じじ宅にて です。

良い親戚の息子がウズウズしながら、「ねー!!みんなで遊ぼうよ!」

そらそうよねぇ、人が多いのにテレビ見て喋ってるだけじゃ面白くないよねぇ、と眺めていると、ジジたち(ここで言うジジたちとは商店じじと、その弟さん(つまりおじさん)になります)がダンディにニヤッとしながら「今年もやるかぁ、、!」と。

あれれ?なんだか気合の入り方が違うぞ?と見ていると

おじさん「みんな、、、!!金は持ってきたかぁあ!!」

「「「「ふっふっふ…!500ルピー持ってきたぁあああ!!」」」」と各々金額を言って喜ぶメンズたち

寡黙な商店じじもどこからともなく20ルピーの札束を持ってきています。

そしてヤレヤレ今年も始まったわよとりあえずやりますか。。なテンションの女性陣。

そうですね、悪い言い方をすると賭博です 笑 ちびっ子にとってはお年玉大増量チャンス、、でしょうか 笑

とはいえ遊び賭博なので、ちゃんと大損しない金額での遊びです。

遊び方は簡単。

1人がトランプをよく切り自分が引きたい数字を言います。ディーラー役が初めの2枚を捨てて、その後のカードから相手側、ディーラー側、とカードをめくって置いていきます。で、参加者が言ったカードがディーラー側で出たらディーラーの勝ち。参加者側で出たらディーラーの負けで、その参加者が次のディーラーになる、、。

外野のメンバーはその数字をどちらが引くかに賭けます。賭け金は50ルピーか100ルピー。

とてもシンプルです。が、これがとても盛り上がる 笑

私はお金を持って行ってなかったので見学していました。

ちなみに、もう一つ賭け遊びがあります。

それはサイコロ投げ

転がしではありません。サイコロ投げです笑

IMG_20250415_172146.jpg

コンクリートに向けて、サイコロを打ちつける 笑

転がすじゃダメなのか、、?とも思うのですが、出る目をコントロールできるからなのかなとも思います。そして案外サイコロが丈夫 笑

だんだん角が取れてきているサイコロなのですが、だからこそどこに飛ぶか、当たるかがわからなくて面白いんだとか。

こちらもルールは簡単です。ディーラー役はおらず、投げる人が何を出すかみんなで言い合って賭けるだけです。 数字を直接言ってもいいし、上・下と数字が大きいか小さいかで賭けることもできます。

ちなみに、サイコロの目は1-6ではなく、3の倍数だったような。。

参考画像を探したのですが見つからないのであきらめます 笑

おじさん息子的にはこのサイコロ投げ(カッタガハナワ)の方が好きな様子。

カッタガハナワなのかケッタガハナワなのかは微妙なところです 笑

お正月早々博打していいの?と商店じじに聞くと

「お正月は無礼講。お酒もオッケー」だそうな。

私も無礼講なんだから、というわけで貴重なジャフナのワインをじじたちといただきました。(普通のワインもいただいたのは内緒 笑)

ジャフナのワインはジャフナでしか流通してません。以前ジャフナに行った時は発見できなかったので飲めてとても嬉しかったです。味は ぶどう酒という言い方が1番しっくりきました。ぶどうの甘みに後からアルコール分が少しやってきて、とても飲みやすかったです。

IMG_20250415_151815.jpg

どうしてジャフナのワインは美味しいのに流通しないの?と聞くと

生産している会社が自営業みたいなもので、ジャフナ以外には流通できないんだそうな。ちなみにお察しの方も多いかもしれませんがジャフナはぶどうが有名です。

写真のもの以外にもう一本あってそのラベルはとても綺麗だったんですが、撮りそびれました。まだ封を開けておらず、あともう2年くらいしたら飲み頃だー!!と楽しそうに話しているじじたちが微笑ましかったです。

というわけで新年の無礼講、悪い遊びについてご紹介しました。

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