JICA海外協力隊の世界日記

タジキスタン便り

実は簡単?タジキスタンの公用語「タジク語」!

みなさんはタジク語という言語を聞いたことはありますでしょうか?国名を冠する言語であることからタジキスタンで話されている言語であることは想像に難くないと思いますが、日本では馴染みのない言語ですよね。とても難解な言語と思ってしまいますが、実は日本人にも理解しやすい慣用表現がたくさんあります。たとえば・・・

あのマーケットには新鮮な野菜「など」が豊富に売られています!

あそこにはおいしいレストラン「とか」がたくさんあります!

この「など」や「とか」など、名詞に幅を持たせる表現をタジク語にする際には独特のルールがあります。

それはその名詞の頭文字を「パ行」に変えて繰り返すだけ、というとっても簡単なルールなんです。

野菜など → ベジタブル・ぺジタブル

レストランとか → レストラン・ペストラン

カフェとか → カフェ・パフェ

鶏肉など → チキン・ピキン

日本人など → ジャパニーズ・パパニーズ

(※脚注)

とっても簡単ですよね。

非常に口語的な表現ではありますが、日本語でも、「あれこれ」や「なんたら・かんたら」のように似た音を繰り返すことによって婉曲に表現することもありますし、ニュアンスはとっても似ていますよね。

言語の習得はまずはおもしろい!と興味を持つことから。ぜひ皆さんもタジク語で面白い「○○など」を見つけてみてください。

※それぞれの名詞はタジク語の単語も存在しますが、日本でいうカタカナ英語と同じで英単語をそのままタジク語として使う場合の例となります

SHARE

最新記事一覧

JICA海外協力隊サイト関連コンテンツ

  • 協力隊が挑む世界の課題

    隊員の現地での活動をご紹介します

  • JICA 海外協力隊の人とシゴト

    現地の活動・帰国後のキャリアをご紹介します

  • 世界へはばたけ!マンガで知る青年海外協力隊

    マンガで隊員の活動をご紹介します

TOPへ