2026/03/30 Mon
活動
♯47 スタッフ研修

Xin chào mọi người!!!(皆さん、こんにちは!)
ベトナムの林です。
私の2年間の活動ももう少しで終わりを迎えようとしています。今回は、私がスタッフに実施した研修の様子を少しだけご報告したいと思います。

【研修内容について】
ボランティア要請内容(ボランティアが活動先で求められている活動)の1つに「特別支援教育に関する知識や支援技法を紹介し、同僚に知識・技術の向上を図る」という要請があったため、2年間の活動計画に研修実施を目標として入れていました。始めは、あれも紹介したい、これも紹介したいと、自分の中で伝えたいことがたくさんありましたが、実際は配属先同僚からの要望もあり、内容を決めていきました。
1回目は、TEACCHプログラムの一部を紹介しました。「TEACCH」とは、「Treatment and Education of Autistic and related Communication-handicapped Children」の略です。自閉スペクトラム障害の当事者とその家族を対象とした生涯支援プログラムです。この研修は、同僚が中心に発表をしたため、私は分かりやすいモデル動画をいくつか見せ、実際のイメージを持ってもらいました。
2回目・3回目は、AACを紹介しました。「AAC」とは「Augmentative & Alternative Communication」の略です。重い障害をもつ人々のコミュニケーションを補償するための、研究及び臨床活動です。身近な例では手話やジェスチャー、最近ではドラマ「Silent」でも会話を文字起こしをするアプリなども、このAACに含まれます。その中でも、研修では「絵カードを使用した代替コミュニケーション」について発表しました。
(写真:2回目の研修の様子)

【実際の研修の様子】
事前にベトナム語の先生に発表内容の添削・音読練習に付き合ってもらい準備を進めました。また、話しているだけだと全て伝わらない可能性も高いため、パワーポイントの資料に加えて、見本の動画を用意しました。1・2回目はYou Tubeにある動画を使用しましたが、3回目はYou Tubeに最適な動画がなかったため、同僚に協力してもらい見本の動画を撮影・用意しました。同時に、実際に使用するカードなども作成しておき、カードややり方の見本をその場で見せながら説明するようにしました。
2回目の研修時は、たまたまJICA事務所スタッフの訪問と重なったため、事務所スタッフの方にも研修の様子を見てもらいながら実施しました。3回目の研修時は、前回参加できなかったスタッフもいたため、前回の内容の復習をしてから新たな内容を説明しました。どの研修も私の拙いベトナム語での発表でしたが、スタッフは皆真剣に聞いてくれ、同僚が時折ベトナム語でさらにフォローを入れてくれ、無事終えることができ、聞いてくれたスタッフからも感想・質問をたくさんもらうことができました。
(写真:3回目の研修の様子)
いかがだったでしょうか?研修はあくまでも手段の1つですが、新しい知識を得るためにとても有効な方法です。今回の内容は私自身のやりたいではなく、同僚からの要望で実施できたため、配属先に少しでも役に立てたかもしれないと思い、2年間の活動の中でも特に印象に残る出来事となりました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
Hẹn gặp lại nhé!!!(またお会いましょう!)
【参考資料】
・TEACCH(ティーチ)プログラムとは?ASD支援の「構造化」の具体例と家庭での実践【専門家監修】
https://h-navi.jp/column/article/650
SHARE





