2026/03/02 Mon
文化 観光
♯45 ベトナム最大の経済都市 ホーチミン

Xin chào mọi người!!!(皆さん、こんにちは!)
ベトナムの林です。
今回は、以前旅行に行ったベトナム最大の都市「ホーチミン」をご紹介したいと思います。

【ホーチミンとは?】
「ホーチミン(Thành phố Hồ Chí Minh)」は、首都はハノイですが、ベトナム最大の都市であり、ベトナムGDPの約25%を占めるベトナム経済・文化・交通の中心となっています。正式名称は、「ホーチミン(Thành phố Hồ Chí Minh)」ですが、地元の人は今でも以前の呼び名「Sài Gòn(サイゴン)」と呼ぶことが多いです。理由としては、①ホーチミン市の中心部(旧1区・3区)の呼称として地理的な範囲を区別するため、②「サイゴン」には、フランス植民地時代の昔から文化・芸術・ファッションの中心、かつにぎやかな都会のイメージ、ベトナム人の中の「開放的で自由な街」のイメージのため、③ベトナムの国民的英雄「ホー・チ・ミン(Hồ Chí Minh)」と市の名前を同列に呼ぶのは避けたいため(ベトナム人は尊敬の念を込めて「Bác Hồ(ホーおじさん)」と呼ばれています)、などが理由として挙げられます。
ホーチミンは、元々はクメール人(現在のカンボジア人)の土地で、「プレイノコール(Prey Nokor)」と呼ばれていましたが、17世紀にベトナム人が南進して支配を拡大し、「サイゴン」という名前が定着したそうです。(名前の由来はいくつかの説があり、不明だそうです)フランス統治時代(1859〜1954)は、西洋風の都市計画で整備され、「東洋のパリ」と呼ばれるようになり、中央郵便局、サイゴン大教会、市庁舎、オペラハウスなど、この時代に建てられた建物が今も観光スポットして残っています。南ベトナム時代(1955〜1975)は、ベトナム共和国(南ベトナム)の首都として、アメリカの支援を受け、自由経済と西洋文化が入り、当時はアジア屈指の近代都市に発展しました。そして、南北ベトナム統一後、1976年にホーチミン市に改称されました。
現在、ホーチミン市の人口は、2025年の省再編後、約1400万人という、ハノイ(約880万人)よりも圧倒的に多く、東京都(約1420万人)とほぼ人口は同じ、東南アジアでも屈指の人口を誇る大都市に発展しています。
(写真:ホーチミン市人民委員会庁舎の前にあるホー・チ・ミン(Bác Hồ)像)

【ホーチミン(南部)の特徴と観光スポット】
ホーチミンを中心とした、南部の特徴をいくつかご紹介します。
1つ目は、気質と言葉(方言)です。南部方言は、発音が柔らかく親しみやすいと言われています。発音同様、「Bắc nghiêm, Trung chân, Nam thoải mái(北は真面目、中部は慎重、南はおおらか)」ということわざもあるくらい、一般的に「南部の人は明るくフレンドリー」と言われています。
2つ目は、味付けが甘め・濃いめ・ココナッツ風味多めが多いのが特徴で、コムタム(Cơm tấm/砕けた米+おかずのセット)、フーティウ(Hủ tiếu/米粉麺+スープ)、バインセオ(Bánh xèo/ベトナム風お好み焼き)や、メコンデルタ地帯名産の熱帯フルーツ(ドリアン、マンゴスチン、ランブータンなど)が有名です。
3つ目は、気候です。私たち日本人が思い描いているベトナムの気候は、この南部地域の気候で、典型的な「熱帯モンスーン気候」に該当します。そのため、年間を通じて高温多湿、乾季(12〜4月)と雨季(5〜11月)がはっきりと分かれているのが特徴です。
観光スポットについては、前述した中央郵便局、サイゴン大教会、市庁舎、オペラハウスなどがあり、ベトナムで1番有名な市場「ベンタイン市場」も有名です。最近の観光スポットとしては、2024年12月22日 に営業運転を開始した「メトロ(地下鉄)」です。ベンタイン駅(市中心部)からスオイティエン・ターミナル駅(市東部郊外) まで全長約20km、駅数は14駅(うち地下3駅・高架11駅)あり、この路線は日本のODA支援を受けて作られました。2035年までに7路線、約355 kmのメトロ網を整備する目標があるそうです。私も実際にメトロに乗ってみましたが、メトロ内は「ここは日本?」と思うぐらい、日本を感じられる車内で、ベトナム人も多くが初めて乗るため、車内で記念撮影をしたり、動き始めた際に「おぉ!」と歓声が上がっているのが印象的でした。しかし、①現金払いの場合は、窓口でチケットを購入する必要があること、②切符が感熱紙製かつQRコードのため、反応が悪く、通過するために時間がかかることなどが課題として挙げられています。タッチ決済のクレジットカードを持っている場合は、そのカードを使用して入出場ができるため、旅行者にはこちらの方法をお薦めします。
(写真:ホーチミンメトロのホームと車内の様子)
皆様いかがでしたでしょうか?ベトナム旅行の際にまず行ってみるのがホーチミンだと思います。ホーチミンも広く、また近隣のカントー、フーコック島など、南部もたくさんの見どころがあるので、興味がある方はぜひ足を運んでみて下さいね!
最後までお読みいただきありがとうございました。
Hẹn gặp lại nhé!!!(またお会いましょう!)
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