2024/01/10 Wed
人 文化
#31 バンジール (BANJIR) 洪水の話
みなさんこんにちは!
私の任地がある トレンガヌ州は、11月中旬からモンスーン(季節風)の時期に入りました!
このモンスーンは、太平洋から吹き込む雨量の多いモンスーンで、マレー半島 東海岸に 大量の雨をもたらします
私の居住地も、どんよりした雲に覆われてしまいました
大好きなトレンガヌ青空が見れなくなったのは とても残念です!
そんなモンスーン時期も、そろそろピークを迎えたようで、最近は 雨・風の激しさが増してビーチは大荒れ状態です
強い雨が降る時間も これまで数時間だったのが 一日中続いたりします
すると・・・ あっち こっちで洪水や土砂崩れが発生してしまいます
そして、この洪水の事を マレー語でバンジール (Banjir) といいます
”洪水” も ”つゆだく” も同じ意味なんですね
先日もバンジールが近所で発生しました
私の配属先の学校や住居は、高台にあるので大丈夫ですが、道路が冠水しているので、あちらこちらで通行止めになってしまいます
同僚のディンさんの自宅も床上浸水!
家から出ることができないので、欠勤の連絡と一緒に なんともシュールな写真が送られてきました
あえて、玄関前のテラスで水に浸かりながらの朝食!
そして、自宅の庭でボートの練習!
”元気でやってますよ” ”落ち込んでませんよ” というメッセージなのでしょうか?
後日ディンさんが言うには、いつかバンジールが起きた時の楽しみとして、ショッピーでゴムボートを事前に購入していたそうです
辛い災害が発生しても、事実を素直に受け止めて さらに楽しみを見つける
ユーモアのセンスといい、”ディンさんってすごい人なんだなぁ” と改めて感心しました
おまけ
年末に、配属先 ILPマランの卓上カレンダーがスタッフや関係者に配布されました
学校からのカレンダー配布は、今回初めての試みだそうです
”どれどれ” と1月、2月、3月 順番にめくっていくと・・・
なんと、うれしいことに 10月に私の姿が!
ここでの活動もあと数か月!
ILPマランを去らなければならない日がやって来ると思うと・・・
だけど、10月になると 机の上や自宅など様々な場所で、みんなが私を見てくれます
カレンダーを通して、お互いが再認識できるなんて!すてきな一ヶ月になりそうですね
(まぁ、そうなったら嬉しいけど、写真が小さすぎて だれも気が付かないかも・・・)
では、今日はこの辺で
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