2023/01/12 Thu
人 活動
#6 ついに始まった期末テスト・・・手応えはいかに?
みなさん、こんにちは!
ここILPマランでは、まもなく2022年の後期が終了します
つまり、期末試験の時期がやってきた、ということですね
彼らにとっては、次のセメスターへ進級できるか、重要な試験になります
冒頭の写真は、試験開始直前の一コマ
少しでもリラックスさせようと、先生は冗談を言っているようですが・・・
生徒の微妙な表情からも、どうやらスベってますね
この期末試験、セメスター4の生徒たちにとっては2年間の集大成を見せる 大変重要な試験!
なぜなら、この試験にパスしないと 整備士に必要な技能を持っているという証明書が発行されません
この証明書がないと、整備士として雇用されないので、給与・待遇面を含めて大きな痛手です
ところで、マレーシアと日本では 共に整備士としての技能証明は必要ですが、その目的に若干の違いがあるようです
日 本 | :クルマの分解・整備を行うために必要 | ⇒ 整備士資格 |
マレーシア | :整備士として雇用されるために必要 | ⇒ 技能証明書 |
期末試験は数日間かけて行われます
セメスター4の最終試験はまだ終わっていないので
今回は 先日終了した セメスター1の実技試験の様子を少しだけ
実技試験は 5つのセクションに分かれて実施されました
- キャブレターの分解・組立
- セルモーターの分解・組立
- ディスクブレーキとドラムブレーキの分解・組立
- マニュアル ミッションの分解・組立
- 車両の定期メンテナンス
各セクション共に 試験官の質問をその場で答える 口頭試問を含んで 制限時間は3時間!
実技だけでもトータル15時間!別の日には学科試験もたっぷりあるので、生徒にとっては なかなかの負担ですね
昨年8月入学のセメスター1 の生徒にとっては 初めての受験なので 緊張感もひとしお!
普段は笑顔の絶えない彼らですが、今回ばかりは表情までもがカチコチです
そんな彼らに対して 私にできることは 1人ずつ生徒のそばに寄って行って にっこりスマイル!
そうすると ほとんどの生徒が一瞬間をおいた後 笑顔に!
ちょっとだけでも緊張がほどけたようで、私の笑顔も少しは役に立ったようです
最後に、試験官の1人にこっそり聞いてみました
- 私:あの~ もし今回の試験が うまくいかなかったら どうなるの?やっぱり留年とか?
- 試:いや、そんな時は もう一回試験をやるよ 若者にはチャンスが必要だからね
- 私:じゃぁ、合格するまで、何度でも?
- 試:そうゆうこと
生徒への思いやりと 労わりが伝わってくる、 そんなあたたかい目で話してくれました
では、今日はこの辺で
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地元マランの海は まだまだモンスーンの影響で 荒れてます
だけど、あと2か月もすれば 自慢の青い海は戻ってくるはず
そうしたら マレー半島東海岸の観光シーズンは いよいよスタートです
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