JICA海外協力隊の世界日記

Laugh&Health~サムサ、パフタ、ときどき医療~

巡回ナースのお仕事

日本の、そして世界のみなさんこんにちは!

今日はウズベキスタンの巡回看護師さんのお仕事について少し紹介したいと思います。

以前に世界日記でも紹介したように、私の職種は保健師です。
ですが、ウズベキスタンには保健師という資格はないので、
現地の看護師さんたちと一緒にお仕事をしています。

私の職場は一次診療所。
ウズベキスタンにはこの一次診療所にはパトロナージュと呼ばれる巡回看護師がいます。
この巡回看護師は約1,000人の住民に対して一人が配置され、
巡回診療を行っています。

予防接種日や妊婦健診日の告知はもちろん、
具合の悪い住民の状態を看て、診療所の受診を促したり、
新生児の家には1か月に2回、乳児の家には3か月に1回訪問して
フォローアップを行っています。

こうした仕事の内容は私たち、日本の保健師の仕事内容に似ていますが、
ウズベキスタンの巡回看護師さんたちの仕事の特徴は
担当地域の学校、保育園も管轄になり、
そこに勤務している、学校看護師や保育園看護師と一緒に健康教育を行うことが義務付けられていることです。

彼女たち巡回看護師の存在によって、地域の住民と診療所がとても近く結びついていると感じています。


次回はウズベキスタンの冬の過ごし方と春の伝統的なお菓子スマラク作りについてお伝えしたいと思います。

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