JICA海外協力隊の世界日記

Japanese Sister! ブータン日記

活動は残り一年...

過ぎてしまえば早いもので、活動は残り1年になりました。

改めて…私の活動しているところは、ブータンの首都ティンプーの次に大きい病院で活動しています。

ブータンのモンガル県モンガル病院です。

去年の8月から透析室に所属し、主に同僚と共に日々透業務を行っています。

着任後すぐ同僚と共に患者のケアをしました。

透析は、血液を体外で循環し浄化する治療で、週2回~3回透析治療にくる患者さんの腕に穿刺をする(針を留置すること)必要があります。

患者さんが話す言語は現地語=シャショップ語であり、当初シャショップ語が話せず緊張で顔も強ばっていたであろう私のケアを受け入れてくれた患者さんやスタッフにとても感謝しています。

今思い返すと、着任後1か月目は「私はここで何ができるのであろうか…自分はここに必要なのだろうか…。」と悩む日々もありました。

そこで、私が1か月目に立てた目標は、

①病院に休まず行く

②ブータン人からごはんを作ってもらい、たくさん食べる!・・です。

ちょっと低い目標かもしれませんが、病院には日本人一人であったし、日本とは違う慣れない医療機器や医療資源、もちろん医療事故はあってはいけないという不安もあり、着任後1か月目の目標はこの目標でした。

最初は大きな目標でなく、この目標で良かったと思っています。気持ちも楽になりました。

そして徐々に現場にも慣れ、半年が経過した時には現地スタッフと共に「医療・看護の質の向上」のための目標を立案し活動中です。

また、シャショップ語で患者さんとコミュニケーションをとれるようにもなり、Japanese Sisterから穿刺をしてほしいとも言われることもあります。

透析中、患者さんに、「サンパモ?」(現地語で大丈夫?ということ)と駆け寄って尋ねると、大笑いする患者さんもいます。

ごはんについては今でも、私がお腹がすいていないか常に心配してくれます。

計画通りにはいかないことも多いですが、日々の活動に加え、8月または9月に同僚と共に透析患者さんのための食事指導のコツ!という健康教育を病院でできたらいいなと思っています!

また、継続的に学校での健康出張授業もしていきたいです!

SHARE

最新記事一覧

JICA海外協力隊サイト関連コンテンツ

  • 協力隊が挑む世界の課題

    隊員の現地での活動をご紹介します

  • JICA 海外協力隊の人とシゴト

    現地の活動・帰国後のキャリアをご紹介します

  • 世界へはばたけ!マンガで知る青年海外協力隊

    マンガで隊員の活動をご紹介します

TOPへ