JICA海外協力隊の世界日記

Japanese Sister! ブータン日記

突然やることになった...透析患者教室

私はブータンのモンガル病院の透析室に所属し、普段はブータン人の同僚と共に透析看護を行っています。

透析患者さんは、腎臓が機能しないため尿が作られません。

そのため、水分・体重コントロールがとても大事です。

水分をとりすぎると、血圧が上昇したり、心臓に負担がかかったりと、予後にも影響してきます。

ブータンに限らず、水分・体重コントロールはすごく難しい課題です。

患者さんには必要な情報は伝えていきたいと思っていて、同僚と相談し患者指導をすることになり資料を作っていました。

しかし、打診してもなかなか予定が組まれず、開催されないのかと思っていました・・。

透析患者さんは、英語ではなく、現地語(シャショップ語)なので、同僚の助けがなければできないものです。

それだけでなく、自分が主体ではなく、同僚も巻き込んで開催したいと思っていたのです。

しかし、今日病院に行くと、突然「やろう!」と言われ開催することになりました!!

家に資料をとりに戻り、自分の中で事前にリハーサルができていなったので心配でしたが・・。

患者教育が始まったら、ブータン人の同僚はすごく協力的で、英語から現地語に翻訳してくれ、さらに患者さんにわかりやすく説明をしてくれました!

水分・体重コントロールをするためには、塩分コントロールが重要なので、ペットボトルのキャップを軽量スプーンとし、わかりやすく患者さんに一日の塩分量を説明してくれてます!

終了後に、自分の体重を気にして、自ら測定して帰る患者さんの姿もとても嬉しかったです。

来月も新たなトピックで開催する予定です!

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