2017/08/29 Tue
活動
突然やることになった...透析患者教室
私はブータンのモンガル病院の透析室に所属し、普段はブータン人の同僚と共に透析看護を行っています。
透析患者さんは、腎臓が機能しないため尿が作られません。
そのため、水分・体重コントロールがとても大事です。
水分をとりすぎると、血圧が上昇したり、心臓に負担がかかったりと、予後にも影響してきます。
ブータンに限らず、水分・体重コントロールはすごく難しい課題です。
患者さんには必要な情報は伝えていきたいと思っていて、同僚と相談し患者指導をすることになり資料を作っていました。
しかし、打診してもなかなか予定が組まれず、開催されないのかと思っていました・・。
透析患者さんは、英語ではなく、現地語(シャショップ語)なので、同僚の助けがなければできないものです。
それだけでなく、自分が主体ではなく、同僚も巻き込んで開催したいと思っていたのです。
しかし、今日病院に行くと、突然「やろう!」と言われ開催することになりました!!
家に資料をとりに戻り、自分の中で事前にリハーサルができていなったので心配でしたが・・。
患者教育が始まったら、ブータン人の同僚はすごく協力的で、英語から現地語に翻訳してくれ、さらに患者さんにわかりやすく説明をしてくれました!
水分・体重コントロールをするためには、塩分コントロールが重要なので、ペットボトルのキャップを軽量スプーンとし、わかりやすく患者さんに一日の塩分量を説明してくれてます!
終了後に、自分の体重を気にして、自ら測定して帰る患者さんの姿もとても嬉しかったです。
来月も新たなトピックで開催する予定です!
SHARE